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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース
学部(学士課程) : 4年次
微生物遺伝学研究室卒論配属学生
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 生命機能化学演習II[微生物遺伝学教育研究分野]
せいめいきのうかがくえんしゅう2[びせいぶついでんがくきょういくけんきゅうぶんや]
Seminar of Life Science Chemistry2[Microbial Genetics ]
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-4132-002
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
配属された各研究室の指導教員の指示に従うこと。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 各研究室指定の場所

担当教員 〇木村 哲哉 (生命機能化学 微生物遺伝学教育研究分野),國武 絵美 (生命機能化学 微生物遺伝学教育研究分野)

〇Kimura, Tetsuya, Kunitake, Emi

実務経験のある教員 木村哲哉、公設試験研究機関において、醸造分野の中小企業の技術指導と研究開発に従事した。
國武絵美、農水省の研究機関において、微生物の利用に関する研究に従事した。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 卒業研究に必要な関連知識を最新の英語論文から習得し、プレゼンテーションを行うことで、自ら自律的にまなび、内容を発表して討論する。
学修の目的 卒業研究に必要な関連知識を最新の英語論文から習得し、プレゼンテーションを行うことで、自ら自律的にまなび、内容を発表して討論できるようになる。
学修の到達目標 自らの研究テーマについて、主体的に問題点を見つけ出し解決方法を探るための調査ができるようになる。英語の論文を読むことで、専門領域における語学力が身につく。その内容について他者にもわかりやすく解説ができるようになり、また討論を通じて他者とのコミュニケーションができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 内容の理解度40%、プレゼンテーション30%、取り組み30% 合計が60%以上で合格
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点
教科書
参考書 WEB of Scienceで検索可能な英語論文
オフィスアワー 原則として昼休み、18:00以降随時
受講要件 微生物遺伝学研究室で卒業研究を実施する人。
予め履修が望ましい科目 生命機能化学教育コースの実験・実習。
発展科目 卒業研究
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=5331
キーワード 微生物遺伝学、嫌気性細菌、糸状菌、遺伝子発現制御、転写因子
Key Word(s) microbial genetics, anaerobic bacteria, fungi, gene regulation, transcriptional factor
学修内容 第1回 嫌気性細菌の遺伝子組換えに関する最新の論文解説と討論(Introduction)
第2回 嫌気性細菌の遺伝子組換えに関する最新の論文解説と討論(Materials and methods)
第3回 嫌気性細菌の遺伝子組換えに関する最新の論文解説と討論(Results and discussion)
第4回 嫌気性細菌の代謝工学によるバイオ燃料生産に関する最新の論文解説と討論(Introduction)
第5回 嫌気性細菌の代謝工学によるバイオ燃料生産に関する最新の論文解説と討論(Materials and methods)
第6回 嫌気性細菌の代謝工学によるバイオ燃料生産に関する最新の論文解説と討論(Results and discussion)
第7回 嫌気性細菌の転写因子と遺伝子発現制御に関する最新の論文解説と討論(Introduction)
第8回 嫌気性細菌の転写因子と遺伝子発現制御に関する最新の論文解説と討論(Materials and methods)
第9回 嫌気性細菌の転写因子と遺伝子発現制御に関する最新の論文解説と討論(Results and discussion)
第10回 糸状菌のバイオマス分解酵素遺伝子の発現誘導に関わる転写因子に関する最新の論文(Introduction)
第11回 糸状菌のバイオマス分解酵素遺伝子の発現誘導に関わる転写因子に関する最新の論文(Materials and methods)
第12回 糸状菌のバイオマス分解酵素遺伝子の発現誘導に関わる転写因子に関する最新の論文(Results and discussion)
第13回 糸状菌のカタボライト抑制に関わる転写因子に関する最新の論文(Introduction)
第14回 糸状菌のカタボライト抑制に関わる転写因子に関する最新の論文(Materials and methods)
第15回 糸状菌のカタボライト抑制に関わる転写因子に関する最新の論文(Results and discussion)

各3回ずつ卒業研究に関連するテーマについて論文を選び、個人又はグループで内容を理解してプレゼンテーション資料を準備し発表する。英文の理解度について教員から質問するので、機械翻訳ではなく自ら翻訳をして準備をすること。
社会情勢にもよるが、出来る限り対面方式で実施する。
事前・事後学修の内容 事前学修:発表者は発表する論文を図書のWEB of Scienceで検索して選び、2週間前には他の人にも知らせること。受講する学生は事前に論文を読み、疑問点をまとめておくこと。210分
事後学修:発表された内容について学んだことや感じたことをまとめる。30分
プレゼンテーション、ディスカッションも行うため時間通りに終了しない。論文を1つ熟読し理解するには毎回の決められた予習復習時間だけでは不足するのでそれ以上の学修をすることを求める。
事前学修の時間:210分/回    事後学修の時間:30分/回

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