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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・生命機能化学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択必修
教育コース必修科目(生命機能コース)
授業科目名 栄養化学
えいようかがく
Nutritional chemistry
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life=2131-008
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 木曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎 大講義室(受講人数により、教室が変更になる場合があります、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 西尾 昌洋(生物資源学研究科)

NISHIO Masahiro

実務経験のある教員 西尾昌洋は,創薬企業にて生物系のグループリーダーとして新薬の開発をしてきた。主だった研究は,動物と細胞と試験管内での実験及びヒト試験の計画であり,栄養化学に近い形態にて行ってきた。講義で栄養化学の講義にも応用可能である。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 タンパク質,脂質,糖質,ビタミン,ミネラルなどの各種栄養成分の化学・消化・吸収・代謝を講義する。
また、それら物質から起因する生活習慣病などの疾患なども学ぶ。
栄養化学の教養と倫理観を学び,生命・食料・健康に関する知識と技術を学び,科学的および論理的な思考展開を学び,社会変化に対応を学ぶことを目的としている。
学修の目的 食品に含まれる栄養成分の化学,それらの消化・吸収・代謝過程について理解する。
さらに,栄養成分と健康の関わりについて理解する。
栄養化学で可能なことは,その化合物がどの様に身体の中の入っていくか,化合物の物性変化等を詳細に考える術を作る。
学修の到達目標 栄養化学を学び,栄養素をどの様に摂取させれば良いのかを理解し説明でき,栄養化学を栄養素毎に系統立てて学習し,動物・人における栄養素の有無でどうなるのか答えられ,生活習慣病を予防するために,何をどの様に摂取すればよいのかを調べて行く事を学習目的とする。
(知識)栄養化学で学ぶ栄養素がどの様なものであるかを説明できる。
(態度)講義で学んで,実際に栄養を他の人にするときの表現法などを配慮する。
(技能)事前事後課題にレポート(小テスト)等の作成に際し,現場に即した解決法等を自ら学び、論理的な文章のまとめ方を養う。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○(1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
○(5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 レポート40%,期末試験60% 計100%(合計が60%以上で合格)
評価基準は,学修した項目についてどの様な方法があるのか,正確に考察をしているのかを基準としてみる
(知識)毎回のレポートや期末試験で栄養化学の基本的知識をみる(60%)
(態度)期末試験や小テストで項目が読む人に分かる様に書くことが必要です(10%)
(技能)テストでの,事前事後学習でテーマに則した論理展開をして解答することが重要である(30%)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点 限られた時間であることから、基本的事項にとどめつつ受講生の理解を深めるようにする。
教科書 「現代の栄養化学」三共出版
参考書 「栄養機能化学」朝倉書店
オフィスアワー 月曜日:12:00−13:00に659室で行い,e-mailにて事前に予約を取って下さい。
受講要件 本講義の内容を十分に理解するために,生化学Iおよび生化学IIについて履修済みであることが望ましい
予め履修が望ましい科目 食品化学,微生物利用学を履修しておくことが望ましい
発展科目 特に指定しない
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19001
キーワード 栄養,食品成分,タンパク質,脂質,糖質,ビタミン,ミネラル
Key Word(s) nutrition, protein, lipid, glucoside, vitamin, mineral
学修内容 第1回 序説-細胞,臓器の機能および情報伝達(教科書P1-9)
第2回 消化吸収(教科書P10-17)
第3回 糖質の代謝と栄養1(教科書P18-23)
第4回 糖質の代謝と栄養2(教科書P24-33)
第5回 タンパク質,アミノ酸の化学,代謝と栄養1(教科書P34-39)
第6回 タンパク質,アミノ酸の化学,代謝と栄養2(教科書P39-48)
第7回 脂質の代謝と栄養1(教科書P49-56)
第8回 脂質の代謝と栄養2(教科書P56-64)
第9回 脂質の代謝と栄養3(教科書P65-70)
第10回 ビタミンの生理作用1(教科書P71-78)
第11回 ビタミンの生理作用2(教科書P79-91)
第12回 ミネラルの生理作用1(教科書P92-101)
第13回 ミネラルの生理作用2(教科書P102-110)
第14回 エネルギー代謝(教科書P111-117)
第15回 食物と健康,21世紀を健康に生きるための食生活(教科書P118-144)
事前・事後学修の内容 第1-15回の講義で事前学修を2時間・事後学修を2時間の学修を必須とします。
講義で口頭で答えてもらいますので,熟読しておくこと(P:教科書のページの略)。
第1回 事前学修:序説-細胞,臓器の機能および情報伝達の所P1-17をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)を作成
第2回 事前学修:消化吸収の所P10-17をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第3回 事前学修:糖質の代謝と栄養の所P18-23をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第4回 事前学修:糖質の代謝と栄養の所P24-33をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第5回 事前学修:タンパク質,アミノ酸の化学,代謝と栄養の所P34-39をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第6回 事前学修:タンパク質,アミノ酸の化学,代謝と栄養の所P39-48をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第7回 事前学修:脂質の代謝と栄養の所P49-56をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第8回 事前学修:脂質の代謝と栄養の所P56-64をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第9回 事前学修:脂質の代謝と栄養の所P65-70をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第10回 事前学修:ビタミンの生理作用の所P71-78をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第11回 事前学修:ビタミンの生理作用の所P79-91をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第12回 事前学修:ミネラルの生理作用1の所P92-101をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第13回 事前学修:ミネラルの生理作用2の所P102-110をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第14回 事前学修:エネルギー代謝の所P111-117をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
第15回 事前学修:食物と健康,21世紀を健康に生きるための食生活の所P118-144をよく読んでくること。事後学修:復習とレポート(小テスト)作成
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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