三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・美術
科目名 中学校・高校の教科教育法
ちゅうがっこう・こうこうのきょうかきょういくほう
Teaching Method of Subjects at High School
受講対象学生 教育学部, A 類

学部(学士課程) : 3年次, 4年次
74以前 期生
卒業要件の種別 選択
AⅡ類(美術教育コース)・AⅢ類(中学校(美術)基礎免)は、70-64 期生は選択   71期生以降は必修
授業科目名 美術科教育法Ⅳ
びじゅつかきょういくほう よん
Methodology of Art Education Ⅳ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-comn-ARTS1121-004
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 造形活動実習室(教育学部専門2号館2階)

担当教員 山田康彦(教育学部非常勤講師)

YAMADA Yasuhiko

SDGsの目標
連絡事項 コロナウィルス感染症拡大の状況に応じて、授業形態はオンラインやハイブリットになる可能性がある。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 美術科の目標、内容、授業づくり、評価のあり方に関する到達点と課題について解説する。
実際の授業事例を通して、美術科の授業過程を深く認識し、授業づくりを実践的、具体的に理解するようにする。
表現の4つの分野と鑑賞に関する発展的内容について教材研究を行う。
発展的内容に関する学習指導案を作成し、模擬授業を行い、授業改善及び教材の可能性について考察する。
学修の目的 美術科の目標と内容に関する理解と授業づくりの深化
学修の到達目標 ①美術科の目標、内容、授業づくり、評価のあり方に関する到達点と課題を理解する。
②美術科の授業過程を深く理解し、授業づくりを具体的に知る。
③表現の4つの分野と鑑賞に関する発展的内容について教材研究を行い、授業設計、指導計画、指導方法について深く理解する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
 教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 各回の小レポート、全体の振り返りレポート、授業履修の姿勢を総合的に評価する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
プロジェクト型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 授業改善のためのアンケートの結果をもとに,授業内容や授業方法の改善を案出し,実際の授業に活かす。
教育実習を題材にしたPBL事例シナリオを使用して、実践力を身につける授業を工夫する。
教科書 文部科学省『中学校学習指導要領解説 美術編』、同『高等学校学習指導要領解説 芸術編・音楽編・美術編』日本文教出版
参考書 テーマ毎にプリントまたは視聴覚資料を提示する。
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目 美術科教育法Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ
発展科目
その他 美術教育3年次生(74期生)以前が履修可になる。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 美術教育・美術理論・子どもの美術活動・PBL・授業研究
Key Word(s) art educational theory, theory of art, PBL
学修内容 第1回:美術科の目標、内容、構造の到達点と課題
第2回:美術科の実践研究の展開の到達点と課題
第3回:事例による美術科授業分析と教材研究(1)導入の授業場面
第4回:事例による美術科授業分析と教材研究(2)作品制作過程
第5回:事例による美術科授業分析と教材研究(3)制作過程でのトラブルへの対応
第6回:事例による美術科授業分析と教材研究(4)制作が困難な生徒への対応
第7回:美術科の授業設計と年間カリキュラム
第8回:発展的な学習内容による学習指導案作成(1)絵・彫刻による表現
第9回:発展的な学習内容による学習指導案作成(2)デザイン・工芸による表現
第10回:発展的な学習内容による学習指導案作成(3)鑑賞による表現
第11回:模擬授業(1)発展的内容による絵・彫刻表現の授業
第12回:模擬授業(2)発展的内容によるデザイン・工芸表現の授業
第13回:模擬授業(3)発展的内容による鑑賞の授業
第14回:模擬授業(4)振り返り・情報機器や教材の発展的な活用法
第15回:美術科の学習評価法の実践
事前・事後学修の内容 第1回:美術科の目標、内容、構造の到達点と課題に関する振り返り
第2回:美術科の実践研究レポートのコメント
第3回:事例による美術科授業分析(1)導入の授業場面振り返り
第4回:事例による美術科授業分析(2)作品制作過程振り返り
第5回:事例による美術科授業分析(3)制作過程でのトラブルへの対応振り返り
第6回:事例による美術科授業分析(4)制作が困難な生徒への対応振り返り
第7回:美術科の授業設計と年間カリキュラム事後検討
    発展的な学習内容による授業づくり(1)絵・彫刻による表現構想案の作成
第8回:発展的な学習内容による授業づくり(2)デザイン・工芸による表現構想案の作成
第9回:発展的な学習内容による授業づくり(3)鑑賞による表現構想案の作成
第10回:模擬授業(1)発展的内容による絵・彫刻表現の授業準備
第11回:模擬授業(2)発展的内容によるデザイン・工芸表現の授業準備
第12回:模擬授業(3)発展的内容による鑑賞の授業準備
第13回:模擬授業(4)振り返り案の作成
第14回:美術科の学習評価法事前検討
事前学修の時間:40分/回    事後学修の時間:20分/回

Copyright (c) Mie University