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科目の基本情報

開講年度 2019 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 アジア・オセアニア思想演習H
あじあ・おせあにあえんしゅうえいち
Seminar in Asian and Oceanian Philosophy
単位数 2 単位
ナンバリングコード
HU-ASOC2

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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。

開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 西 信康

NISHI,Nobuyasu

学修の目的と方法

授業の概要 経書(けいしょ)を講読する。受講者は、担当する原典資料の訓読文と口語訳とを発表することが求められる。
学修の目的  中国の代表的な聖典は経書(けいしょ)と呼ばれる。経書には、過去の偉大な聖人が体得した真理が込められていると考えられ、経書を中心とする中国思想は、その真理の把握を目的とする注釈(解説)というスタイルを通して独自の発展を遂げた。注釈は、後世の人々に経書を読むための手がかりを提供するばかりでなく、それ自体が、注釈者の独自の思想を表明する場ともなった。また、五つの代表的な経書として顕彰された五経(ごきょう・ごけい)は、早くから日本にももたらされ(五経博士の招来)、中国思想はもちろんのこと東アジア地域において広く尊ばれた。
 本講義は、経書及びその注釈を読むことで、中国思想の本流を理解し、併せて注釈を読むための技法と、漢文資料の基本的な読解力の習得とを目的とする。対象は五経の一つである『礼記』と、四書の一つである『論語』を中心とする。
学修の到達目標 1,漢文訓読の基本的な技能が習得される。返り点があれば、ふりがなや送り仮名が無くても読めるようになる。
2,中国古典を読むために必要かつ有用な工具書を知り、その使用法が習得される。
3,受講者は、事前準備の過程において、原典資料を読むために別の原典資料に当たる必要も生じるため、これにより情報の品質に対する目が養われる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎回の発表(80%)、レポート(20%)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 コピーを配布。『重栞宋本十三経注疏』(芸文印書館)、『十三經注疏整理本』(北京大学出版社)、『十三經注疏分段標點』(新文豊有限公司)。
参考書 ・竹内照夫『四書五経』(平凡社)
・野間文史『五経入門』(研文出版)
・『全釈漢文大系』(集英社)
・『新釈漢文体系』(明治書院)
オフィスアワー 授業終了後
受講要件
予め履修が望ましい科目 前期「アジア・オセアニアの思想演習」、中国語
発展科目
その他 講読する文献については、受講者からの提案も歓迎する。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 四書五経 /中国思想
Key Word(s) Four Books and Five Classics / Chinese thought
学修内容 中国思想史上、最高権威に位置づけられた経典、即ち経書と、南宋の朱熹によって経書の位置に押し上げられた『論語』『孟子』『大学』『中庸』の四書を講読する。経書は、易・書・詩・礼(三礼)・春秋(三伝)の五経を対象とし、十三経注疏の該当部分を適宜選択し、それぞれの基本思想と注釈の構造を理解する。今学期は、『礼記』と『論語』を中心とする。

第1回        「経書とは何か?」
第2回~第5回   「礼記注疏(らいきちゅうそ)」
第6回~第10回   「論語注疏」
第11回~第15回   「論語集注」
事前・事後学修の内容 古本でよいので、必ず漢和辞典を購入すること。『漢辞海』(三省堂、第二版以降がよい)、『新字源』(角川書店、版数不問)を推奨する。

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