三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 地域イノベーション学研究科(博士後期課程)
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次
選択・必修 選択
授業科目名 地域新創造特論ⅩⅠ
ちいきしんそうぞうとくろんじゅういち
Regional DevelopmentⅩⅠ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
inov-inov-INOV-7-0-1-3-011
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
履修者と調整して決める
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 矢野竹男

YANO, Takeo

実務経験のある教員 矢野竹男、オリエンタル酵母工業(株)長浜生物科学研究所(主任研究職)

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 これまで蓄積してきた地域イノベーション学研究科での事例を材料として取り上げ、その内容に関する議論を行うことを通して、学術研究の概要を解説し、学術研究とは何かを考察させることで、学術研究とはプロジェクトであり、プロジェクトとはダイナミックなプロセスであることを理解させる。また、学術研究を推進するうえで必要となる研究課題の設定方法、研究論文の書き方について講義を行う。また、周辺知識として必要な特許についても講義する。特に、バイオ系特許の特殊性について講義を行う。
学修の目的 これまで蓄積してきた地域イノベーション学研究科での事例を考察することをPBL形式で指導することで、主に、以下の2点について理解させることで、特に、学術研究に不慣れな社会人学生が、学術研究を推進していくための、論文作成能力を含む、基本技能を身に着けさせる。
1)学術研究(大学院で行う研究)は、期限と達成目標のある事業(プロジェクト)であること。つまり、確実に成果をまとめることが必要であること。
2)学術研究は、一般的に、新規性・創造性が必須とされるが、当研究科の主要課題である社会貢献活動を通じて行われる非純粋科学領域の学術研究では、過度に新規性や創造性にとらわれないことが重要であること。
学修の到達目標 学術研究は、一般的に、新規性・独創性が必須とされる。また、研究テーマとしては自身の興味が重要な位置を占めるが、確実に成果をまとめることが必要であるが、非純粋科学領域では、過度に新規性や創造性にとらわれず、「車輪の再発見」や「街灯の下で鍵を探す」ことも敢えて行うマインドが時には必要となることを理解し、確実に成果をまとめるため、研究テーマに関する情報をよく分析し、デスマーチをせず、また、損切を恐れず、アプローチの方法や達成目標も常に自ら更新できるようになることを目標にする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 レポート(50%)、議論への参加状況(50%)計100%。
これらを総合して判定する。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 受講者にプレゼンテーションも行ってもらい、教員から受講生への一方通行ではなく、対話型・参加型の講義として実施する。
教科書
参考書 著者:山口雄輝 科学英語論文の赤ペン添削講座(羊土社)ISBN978-4-89706-479-6
編著者:朴恵淑、矢野竹男 持続可能な三重創生とSDGs経営(風媒社)ISBN978-4-8331-5392-8
オフィスアワー メールもしくは電話で訪問時間について担当教員に連絡を取り、面談を行う。
メールアドレス:t-yano@innov.mie-u.ac.jp
場所:地域イノベーション学研究科 502号室
受講要件
予め履修が望ましい科目 生化学、食品化学
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 生化学、食品化学、レギュレラトリーサイエンス、生命科学、プロジェクトマネジメント、イノベーション
Key Word(s) Biochemistry, Food chemistry, Regulatory science, Life science, Project Management
学修内容 第1回:2010年に予測された2025年の姿を検証してみる。今、必要な人材とは(ガイダンス)
第2回:学術研究とプロジェクトマネジメントについて考える
第3回:創造性とイノベーションについて考える
第4回:マーケティングについて考える
第5回:バイオ産業と特許・ノウハウ
第6回:研究成果が地域創造に貢献した事例の紹介①
第7回:事例①についての学生による考察(個人の見解の発表)
第8回:事例①についての学生による考察(討論:グループワーク)
第9回:研究成果が地域創造に貢献した事例の紹介②
第10回:事例②についての学生による考察(個人の見解の発表)
第11回:事例②についての学生による考察(討論:グループワーク)
第12回:研究成果が地域創造に貢献した事例の紹介③
第13回:事例③についての学生による考察(個人の見解の発表)
第14回:事例③についての学生による考察(討論:グループワーク)
第15回:持続可能な地域創成とは(総括)
事前・事後学修の内容 事前学習:事前に課題を渡すのでノートにまとめるなどし、予習をすること
事後学習:事前にまとめたノートをチェックするなどし、復習をすること
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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