三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 地域イノベーション学研究科(博士後期課程)
受講対象学生 大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次, 2年次, 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 地域新創造特論ⅩⅡ
ちいきしんそうぞうとくろんじゅうに
Regional Development ⅩⅡ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
inov-inov-INOV-7-0-3-3-012
開放科目 非開放科目    
開講学期

通年

開講時間
授業形態

ハイブリッド授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 青木 雅生

AOKI, Masao

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 企業・組織が直面している問題を発見し、解決策を提示できるようになる。
三重などの地域に根差した企業・組織の具体的事例を通じた研究も行う。
学修の目的 21世紀における企業経営の課題をテーマに、企業・組織の問題を発見し、解決策を提示することを目指すとともに、企業・組織を通じて社会の問題について研究できる資質をもつ。企業・組織が社会に果たす役割を踏まえ、企業・組織を通じて社会がよりよくなることを考えていきたい。
学修の到達目標 経営学の理論を用いて現実の企業・組織に関する事例などを調査・分析し、問題発見と解決策提示の力を磨き論文にまとめる力を養うことを目標とすることで、企業・組織が直面している問題を発見し、解決策を提示できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 報告・発表(50%)、討論(50%)。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 ディスカッションが好評であるので、引き続き受講生同士の積極的なディスカッションを推奨する。
教科書 オライリー/タッシュマン『両利きの経営』東洋経済新報社2019年
その他、受講生と相談の上決定する。
参考書 適宜紹介する。
オフィスアワー 随時行う。事前にメールなどで日程調整する。
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 第1回講義において、報告の順番などスケジュールについて相談する。

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18937
キーワード 21世紀における企業経営の課題、イノベーション、探索と深化
Key Word(s) Issues on the corporate management in the 21st century, Innovation, Explore and Deepen
学修内容 前半は、共通文献の報告・討論を通じて経営学の理論の習得の機会とする。
後半は、主に三重の地域に根ざす企業・組織を中心に事例研究を行う。
①イントロダクション―21世紀における地域に根ざす企業のもつ可能性と課題
②イノベーションという難題
③探索と深化
④イノベーションストリーム
⑤イノベーションストーリー
⑥正しく実行する
⑦両利きの経営とは
⑧要としてのリーダー
⑨変革と戦略的刷新をリードする
⑩地域に根ざす企業の事例A(1)
⑪地域に根ざす企業の事例A(2)
⑫地域に根ざす企業の事例B(1)
⑬地域に根ざす企業の事例B(2)
⑭地域に根ざす企業の事例C(1)
⑮地域に根ざす企業の事例C(2)
事前・事後学修の内容 現実に存在する企業・組織が抱える問題を経営学の理論を用いて解き明かしていくこと、そしてそれらを通じて自らの研究能力を伸ばすこと、しかもそれを受講生同士の切磋琢磨を経ながら行う。
理論研究では、文献の予習復習を行うことを基本に、講義での報告準備を行う。
事例研究では、取り上げた事例を自らの研究との関連づけができるよう自ら検討する。
①地域に根ざす企業が地域活性化などにどのような役割があるのか、あるいはその限界性について事前に自己の見解をまとめておく
②イノベーションの3つの方向性についてまとめる
③「探索と深化」という両利きの経営の必要性についてまとめる
④イノベーションストリームについてまとめる
⑤6つの事例から学ぶべきこととリーダーの役割などについてまとめる
⑥「正しく実行する」と「ほぼ正しく実行する」ことの差についてまとめる
⑦両利きの経営を実践する4つのポイントについてまとめる
⑧両利きの組織を率いるリーダーとは何かについてまとめる
⑨企業が直面する問題を発見し解決に導くイノベーションを行うタイミングについてどのように考えるかについてまとめる
⑩地域に根ざす企業の事例Aについて、企業の概要などを調べてくる
⑪地域に根ざす企業の事例Aについて、2回にわたって検討した内容をまとめる
⑫地域に根ざす企業の事例Bについて、企業の概要などを調べてくる
⑬地域に根ざす企業の事例Bについて、2回にわたって検討した内容をまとめる
⑭地域に根ざす企業の事例Cについて、企業の概要などを調べてくる
⑮地域に根ざす企業の事例Cについて、2回にわたって検討した内容をまとめる
(事例については、可能であれば、受講生の研究対象となる企業を扱うこともありうる)
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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