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開講年度 | 2024 年度 | |
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開講区分 | 地域イノベーション学研究科(博士後期課程) | |
受講対象学生 |
大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 地域新創造特論Ⅶ | |
ちいきしんそうぞうとくろんしち | ||
Regional Development Ⅶ | ||
単位数 | 2 単位 | |
ナンバリングコード | inov-inov-INOV-7-0-1-3-007
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開放科目 | 非開放科目 | |
開講学期 |
通年 |
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開講時間 |
履修者と調整して決める |
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授業形態 |
ハイブリッド授業 * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい
「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 洪性旭(ホン・ソンウク) | |
HONG, Sungwook | ||
SDGsの目標 |
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連絡事項 | * 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい |
授業の概要 | 地球環境、貧困、少⼦⾼齢化、障害者雇⽤といった社会的課題の解決に向けてビジネスとしてそれらに取り組む動きが世界的に広まっています。こうした事業、または事業体は「ソーシャルビジネス(Social Business)」「ソーシャルエンタープライズ(Social Enterprise, 社会的企業)」と呼ばれています。 本講義では、こうした事業がなぜ必要とされ、どのような議論の上に現れたのか、またそれらの事業が起こすソーシャルイノベーション(Social Innovation)、ソーシャルインパクト(Social Impact)とは何かについて、国内外の事例及び⽂献とともに学習します。また、関連する領域として、コミュニティビジネスや企業の社会的責任(CSR)等についても概観します。 |
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学修の目的 | 本講義の⽬的は以下の通りです。 ①ソーシャルビジネスの登場と動向に関する知識を得る。 ②経営学はじめ複数の学問的視座(社会学、公共政策論等)からのソーシャルビジネス及び⾮営利組織(NPO)の捉え⽅を学習する。 |
学修の到達目標 | 本講義では、以下の4点を履修者の到達⽬標とします。 ①グローバル及び国内レベルでのソーシャルビジネスの登場と動向に関して説明できるようになる。 ②⼀般営利事業とソーシャルビジネスとの異同に関する知識を得る。 ③ソーシャルイノベーション、ソーシャルインパクト等の定義及び基本的な測定⽅法に関する知識を得る。 ④上記①-③の理解を基に、具体的なソーシャルビジネスの事例について⾃分の⾔葉で説明できるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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成績評価方法と基準 | 議論への参加状況50%、発表・レポート50% |
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
授業アンケート結果を受けての改善点 | 担当中の科目のアンケート結果:ソーシャルビジネス論(3.9/5.0)、ソーシャルイノベーション論(4.0/5.0) アンケート結果を受けての今後の課題:学生との活発なコミュニケーションを継続していくさらなる工夫の余地あり。 今後の対策:対面を中心とした集中授業形式の中、授業内でディスカッションを頻繁に行い、各回の担当テーマについて学生たちが自主的に発想した後、関連する内容の学習に繋げるように工夫する。 |
教科書 | 下記の他、適宜、文献や資料を提示する。 ⾼橋勅徳・⽊村隆之・⽯⿊督朗、2018『ソーシャル・イノベーションを理論化する―切り拓かれる社会企業家の新たな実践―』⽂真堂 ⾕本寛治, ⼤室悦賀, ⼤平修司, ⼟肥将敦, 古村公久,2013『ソーシャル・イノベーションの創出と普及』NTT出版 ⾕本寛治、2020『企業と社会―サステナビリティ時代の経営学』中央経済社 |
参考書 | |
オフィスアワー | ⽕曜⽇13:00-14:30、洪研究室(⼈⽂学部5階517洪研究室) あらかじめ、メールでの確認がのぞましい。 ZOOMでの対応も可能。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
その他 |
MoodleのコースURL |
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キーワード | ソーシャルビジネス、ソーシャルエンタープライズ、⾮営利組織(NPO)社会起業家、ソーシャルイノベーション、ソーシャルインパクト、コミュニティビジネス、企業の社会的責任(CSR) |
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Key Word(s) | Social Business, Social Enterprise, Nonprofit Organizations (NPOs), Social Entrepreneur, Social Innovation, Social Impact, Community Business, Corporate Social Responsibility (CSR) |
学修内容 | 第1回 ガイダンス︓講義概要、成績評価⽅法、⽂献等を決める 第2回〜第15回︓受講⽣による指定⽂献の発表と検討、議論を⾏う |
事前・事後学修の内容 | 事前学習: テキストを用いる場合、受講者は全員あらかじめテキストの該当範囲を読み、疑問点・論点を考えてくる。 報告者はたんにテキストの内容をまとめるだけでなく、ソーシャルビジネスや非営利組織等に関する最新の動向のサーベイや、他の文献・資料を参照し、レジュメに反映させるとともに、論点を提示する。 事後学習: 講義でのコメントや議論をふまえて再度テキストを復習するとともに、参考文献を読む。 |
事前学修の時間:150分/回 事後学修の時間:90分/回 |