三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・農業生物学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
教育コース必修科目
授業科目名 昆虫学
こんちゅうがく
Entomology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2131-008
開放科目 開放科目    
  他講座の学生の受講可, 他学科の学生の受講可
他学部の受講希望者は事前にメールでご連絡下さい。
開講学期

後期

開講時間 火曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物資源学部校舎(教室番号は、Moodle生物資源学部・生物資源学研究科 学生掲示板で確認して下さい。)

担当教員 塚田森生(生物資源学部資源循環学科)

TSUKADA, Morio

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 昆虫は,種の数では地球の全動物の4分の3以上を占め,最も栄えている動物である.また,古来から人間社会と深いかかわりをもってきた.農林業害虫や益虫として,農学を修める上での理解が不可欠である。野外で見たときに大まかな分類ができるよう、昆虫の分類,形態,生理,生態の概要を理解する.とともに、2年生前期に開設される「植物保護学」の授業の範疇外の応用的側面も理解する。これにより、農学上必要で、生物資源学部のディプロマポリシーである科学的で論理的な思考を修得して計画的に問題の解決に取り組むことを目指す。
学修の目的 昆虫は農林業現場で重要な要素である。これについては2年生前期の「植物保護学」において農業害虫としての側面からの理解を深めたが、この授業では、それより基本的な昆虫の生理,生態,分類,形態に関する基礎知識を得る。これにより,目にする昆虫を各分類群に落とし込み、それを関連分野に応用できる.
学修の到達目標 昆虫についての基礎知識を修得する.これにより、生きた昆虫や標本、写真等を目にしたときに分類学上重要な形態形質を識別できる。
対象を目またはそれ以下の分類群に落とし込み、名前をつけることができる。
その生理・生態学的特徴、応用上の重要性を踏まえ、保護、防除などを適切に実行できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
 (2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 期末試験100%(60%以上で合格).ただし、各回の小テストを成績評価の対象とする可能性もある。これについては講義の最初に連絡する。昆虫の形態のうち、分類に重要な形質を識別できるかを問う。さらに、それを用いて適切に分類できるかも問う。さらに、生理、生態等と実際の昆虫の分類群とが正しく結びつくかを問う。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 室内巡回し学生との質疑応答.資料,プロジェクター投影内容の改善.時間配分の工夫.
教科書 教員の作成した資料を事前にMoodle からダウンロードしてください.
参考書 応用昆虫学の基礎(中筋ら,朝倉書店),昆虫学大事典 (三橋 淳編,朝倉書店).
オフィスアワー メールであらかじめ連絡して来室(生物資源学棟(塚田))してください.メールアドレスや部屋番号は初回の授業冒頭で告知します。
受講要件
予め履修が望ましい科目 生物学基礎II、植物保護学
発展科目 農業生物学演習
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)
環境教育に関連した科目

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19150
第1回 概要 昆虫とは何か?
授業時間内の学修内容 受講者との質疑応答を通して、今後授業で教えることを概説する.
キーワード(Key Word(s)) 昆虫、分類、形態
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書に目を通して昆虫に関する基本的な知識を身につけておく
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第2回 概要 昆虫の近縁グル-プ
授業時間内の学修内容 講義 節足動物の昆虫以外のグループの形態、生理、生態的特徴を概説する.
キーワード(Key Word(s)) 節足動物、甲殻類、昆虫
事前学修の内容 甲殻類を中心とした節足動物と昆虫との系統学的関係について事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第3回 概要 昆虫の外部形態
授業時間内の学修内容 皮膚,頭部の形態とその機能
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫の外部形態について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第4回 概要 昆虫の外部形態
授業時間内の学修内容 胸部,腹部の形態とその機能
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫の外部形態について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第5回 概要 昆虫に近縁な各目の形態学的・生態学的特徴
授業時間内の学修内容 甲殻類、トビムシ目など
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫に近縁な各目の形態学的・生態学的特徴について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第6回 概要 昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴
授業時間内の学修内容 シミ目、イシノミ目、トンボ目
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第7回 概要 昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴
授業時間内の学修内容 カゲロウ目、ジュズヒゲムシ目、ハサミムシ目など
キーワード(Key Word(s)) カゲロウ目、ジュズヒゲムシ目、ハサミムシ目
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第8回 概要 昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴
授業時間内の学修内容 カワゲラ目、バッタ目、カマキリ目、ゴキブリ目など
キーワード(Key Word(s)) カワゲラ目、バッタ目、カマキリ目、ゴキブリ目
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第9回 概要 昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴
授業時間内の学修内容 アザミウマ目、カメムシ目
キーワード(Key Word(s)) アザミウマ目、カメムシ目
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第10回 概要 昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴
授業時間内の学修内容 カジリムシ目、ハチ目
キーワード(Key Word(s)) カジリムシ目、ハチ目
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第11回 概要 昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴
授業時間内の学修内容 アミメカゲロウ目、コウチュウ目など
キーワード(Key Word(s)) アミメカゲロウ目、コウチュウ目
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第12回 概要 昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴
授業時間内の学修内容 ハエ目、チョウ目など
キーワード(Key Word(s)) ハエ目、チョウ目
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫の各目の形態学的・生態学的特徴について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第13回 概要 植物と昆虫の関係 送粉の生物学
授業時間内の学修内容 花粉媒介、ハナバチ、生態系サービス
キーワード(Key Word(s)) 花粉媒介、ハナバチ、花、受粉
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して植物と昆虫の関係について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第14回 概要 衛生害虫など、農業害虫以外の害虫
授業時間内の学修内容 家屋害虫、衛生害虫
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して衛生害虫など、農業害虫以外の害虫について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第15回 概要 昆虫の季節適応
授業時間内の学修内容 講義 移動、休眠と季節との関係
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容 事前にMoodleで配布する講義資料と参考書で学習する
事前学修の時間 120分
事後学修の内容 講義資料とノート、参考書等を活用して昆虫の季節適応について復習し、授業後にMoodleで開始される小テストの解答をおこなう。
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第16回 概要 期末試験
授業時間内の学修内容
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容
事後学修の時間
自由記述欄

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