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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 医学部医学科 ・社会と医学
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 法医学
ほういがく
Forensic Medicine and Sciences
単位数 3 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

スケジュール表による

開講時間 月曜日 1, 2, 3, 4時限
開講場所 基礎第1講義室

担当教員 小澤周二(医学部医学科)、近藤稔和(和歌山県立医科大学医学部教授)、妹尾洋(愛知医科大学医学部教授)、池松和哉(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授)、宇陀秀晃(歯科医師)、細江洋之(三重県警察科学捜査研究所)

KOZAWA, Shuji KONDO, Toshikazu Seno-o, Hiroshi IKEMATSU, Kazuya UDA, Hideaki HOSOE, Hiroyuki

学習の目的と方法

授業の概要
学習の目的  人間の生命、健康に対する外的な侵襲があった際に、法律的責任の所在を明らかにするために医学的判断が求められる。その目的で生まれた「法医学」は法の場だけでなく、実際の医療の現場においても必要な学問であり、将来医師になろうとするものは法医学的知識を習得し、法医学的な思考方法について理解しておく必要がある。
 医療現場において、医師が最も遭遇する法医学的問題は、「死体検案書」 の作成であろう。ある人の死 について死因の決定、死因の種類の決定、死亡時間の推定、死を招いた因果関係の解明などが短時間のうちに求められる。この「死体検案書」は医師のみが作成することのできる書類であり、正しい知識と対応が求められる。この他に、医療関連死、労働災害の認定、中毒の発見・防止、被虐待児への対応、親子鑑定、個人識別など法医学が関与する問題は多々ある。
 このような観点から、プレチュートリアルにおいて臨床医が必要とされる法医学的事項を中心に「社会と医学」として行う。
学習の到達目標 最低限として、ご遺族に失礼のない死亡診断書・死体検案書を、精確に作成できるようになってください。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義 演習

授業の特徴

教科書 講義は「標準法医学」を指定図書とする。
参考書
成績評価方法と基準 成績評価は筆答試験によるが、演習点・提出物・出席を考慮に入れる。
オフィスアワー 月曜日 14〜15時
先端医科学研究棟5階 法医法科学分野
skozawa@doc.medic.mie-u.ac.jp
電話:059-231-5014
受講要件 解剖学及び病理学の基礎を理解していること。
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫 学生アンケートの結果を反映する。
講義中に学生の習熟度の確認を行い対応する。
その他 法医解剖の見学は随時希望者に行いますので申し出てください。
(解剖で見聞したことは決して口外することはないよう注意してください。)
また、大阪府監察医事務所において監察医業務の見学・実習が行えます。学年は問わず可能ですので希望者は申し出てください。

授業計画

キーワード 法医学、異状死体、犯罪関連死、死体検案書
Key Word(s) Forensic Medicine, Unnatural Death, Crime-relted Death, Death Certificate
学習内容 1.法医学総論:法医学とは?医師と法律、「死」の社会的意義
2.死体現象:早期死体現象と晩期死体現象
3.異状死体、死体検案書:異状死体の取扱い方、死体検案書の作成法
4.損傷論:鈍器損傷、鋭器損傷、頭部外傷、交通外傷など
5.窒息論:頚部圧迫による窒息、溺死、酸素欠乏など
6.法医中毒学:薬毒物の作用機序、死体所見、分析、中毒が疑われる際の臨床医の対応
7.異常環境下における死:焼死、凍死、感電死など
8.小児に関する法医学:嬰児殺、被虐待児症候群、乳幼児突然死症候群(SIDS)、虐待による頭部外傷/揺さぶられ症候群(Abusive Head Trauma(AHT)/Shaken Baby Syndrome(SBS))
9.親子鑑定、個人識別:歯科法医学、DNA多型、血液型
10.内因性急死:内因性急死とその取扱い上の問題点
事前・事後学修の内容 標準法医学などを参考にして、予習・復習を行う。
ナンバリングコード(試行)

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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