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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学部看護学科 ・地域看護学
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次
選択・必修 選択必修
保健師国家試験を受験するためには、本科目の単位修得が必要である。
授業科目名 公衆衛生看護管理論
こうしゅうえいせいかんごかんりろん
Public Health Nursing Administration
単位数 1 単位
ナンバリングコード
medc-nurs-PUBL-2702-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 木曜日 5, 6, 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 第2講義室(看護学科棟3F)

担当教員 谷村晋(医学部看護学科),岩瀬裕三子(同)
※ 担当教員は変更になる可能性がある

TANIMURA Susumu, Iwase Yumiko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 保健師課程の必修科目においてこれまで学修した内容を統合する力と公衆衛生看護管理の意識および思考展開能力を高める内容の科目である。地域特性を活かした公衆衛生看護管理内容と展開方法について、演習を入れながら実現可能性や優先順位を熟考した上で具体的に考える力を修得する。
学修の目的 1) 公衆衛生看護活動の目的達成のため保健師が行う公衆衛生看護管理の基本を理解する。
2) 地域特性を活かした公衆衛生看護管理内容と展開方法について、実現可能性や優先順位を踏まえて具体的に考える能力を高める。
学修の到達目標 1) 公衆衛生看護領域、特に行政保健師に求められる看護管理の内容を理解できる。
2) 地域の健康危機管理の特徴について理解を深め、公衆衛生看護管理上の地域の課題を明確化することができる。
3) 公衆衛生看護管理上の地域の課題について、地域特性を活かした解決方法とそのための管理方法を検討することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○看護学の観点から人間を総合的に理解するための基本的知識と技能を身につけている。
○地域及び社会的ヘルスニーズや人のライフサイクルに伴う社会生活を視野に入れ、より健康にその人らしく生きるための援助を考えることができる。
○人の尊厳と生命を尊重する姿勢に基づき、対象者に対する倫理的配慮ができる。
○他者との相互関係における自己省察をもとに自己成長を志すことができる。
○国際的な健康問題や社会の変化などの動向を視野に入れながら、看護に関する課題を解決しようとする態度を持つ。
○看護職としての責任感を持つ。
○科学的根拠に基づき、個人の健康状態に応じた適切な看護実践をすることができる。
○保健医療福祉システムの中で、看護の専門性を発揮しながら他職種と連携・協働することができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 グループワークの発表と討議50%, レポート50%
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 授業評価の結果と授業への要望を授業改善の参考とする。
教科書 1)「保健学講座2 公衆衛生看護支援技術」岸恵美子・平野かよ子・村嶋幸代編,メヂカルフレンド社
2)「国民衛生の動向」(最新版)厚生統計協会
参考書
オフィスアワー 毎週火曜日15:30、場所:6F水谷研究室
受講要件 地域診断学実習と公衆衛生看護学実習の単位を修得していること
予め履修が望ましい科目 災害看護学,看護システム論Ⅰ
発展科目 特になし
その他 主体的な学習を望む。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 公衆衛生看護管理, 地域の健康課題解決, 地域健康支援システム
Key Word(s) Public health nursing administration, Community health problem solution, Community health support system
学修内容 1) 公衆衛生看護管理と保健師
2) 日本の保健師教育制度と現任保健師教育
3) COVID-19陽性者に対する看護の実際(保健師・助産師課程合同授業)
4) 地域の健康課題解決に向けた公衆衛生看護管理 (1):感染症支援対策
5) 地域の健康課題解決に向けた公衆衛生看護管理 (2):子育て世代への支援対策
6) 地域の健康課題解決に向けた公衆衛生看護管理 (3):生活習慣病予防対策
7) 地域の健康課題解決に向けた公衆衛生看護管理 (4):介護予防対策
8) 地域の健康課題解決に向けた公衆衛生看護管理 (5):難病患者と家族への支援対策
事前・事後学修の内容 健康危機に関する基礎知識の学修と学修内容「地域の健康課題解決に向けた公衆衛生看護管理(1)ー(5)」の詳細について、講義初回に提示する。
事前学修の時間:160分/回    事後学修の時間:60分/回

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