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科目の基本情報

開講年度 2018 年度
開講区分 医学部医学科 ・臨床実習
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次, 5年次, 6年次
医学部・医学科
精神科
選択・必修 必修
授業科目名 精神科
せいしんか
Psychiatry
単位数 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

スケジュール表による

クリニカルクラークシップ概要に記載される精神科の週間スケジュールと臨床実習表に記載の年間スケジュールを参照する。

開講時間 月曜日 1, 2, 3, 4時限; 火曜日 1, 2, 3, 4時限; 水曜日 1, 2, 3, 4時限; 木曜日 1, 2, 3, 4時限; 金曜日 1, 2, 3, 4時限
実習科での業務スケジュールにより変更されることがある。
開講場所 三重大学医学部附属病院・精神科外来・第一診察室、基礎研究棟2F・神経感覚医学セミナー室、三重大学医学部附属病院・精神科5F南病棟・集団療法室

担当教員 松本龍介

Ryusuke Matsumoto

学習の目的と方法

授業の概要 ・精神神経科領域の疾患の経験を中心に、チーム医療の一員として、精神科科領域疾患の病態を解釈し、問題解決のための学習方法と症例記述能力を身につけ、回診やカンファへの参加を通じて、精神科領域における診療態度や技能の修得を目的とする診療参加型臨床実習(実習期間2週間)である。
・精神科(2週間)の実習合格をもって、臨床科目:精神科の単位を認定する。
学習の目的 まず基本的な精神症状の評価の仕方、面接法を学ぶ。精神科以外の一般診療科においても診療機会が多い精神障害に対する診断と治療の初期対応ができるようになることを目指す。精神症状をもつ患者の診療を行う上での、方法と倫理の必須項目を列挙できる。精神症状・精神障害の初期症状と、どのような場合に専門医へのコンサルテーションが必要か判断できる。
学習の到達目標 精神疾患に対して、児童・思春期から老年期のライフステージに応じた病態生理、診断、治療を理解し、良好な患者と医師の信頼関係に基づいた全人的医療を学ぶ。
診断と検査の基本としては、①患者-医師の良好な信頼関係に基づく精神科面接の基本を説明できる。②精神科診断法を説明できる。③精神科医療の法と倫理に関する必須項目(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律、心神喪失者等医療観察法、インフォームド・コンセント)を説明できる。④コンサルテーション・リエゾン精神医学を説明できる。⑤心理学的検査法の種類と概要を説明できる。
症候についての学習目標としては、①不安・躁うつをきたす精神障害を列挙し、その鑑別診断を説明できる。②意識障害、不眠、幻覚・妄想をきたす精神障害を列挙し、その鑑別診断を説明できる。③ストレスなどの心理社会的要因が症候に密接に関与している代表的な疾患を列挙し、その鑑別診断を説明できる。
具体的な疾患・障害について、①症状精神病、②認知症、③薬物使用に関連する精神障害やアルコール、ギャンブル等への依存症、④統合失調症、⑤うつ病、⑥双極性障害(躁うつ病)、⑦不安障害群と心的外傷及びストレス因関連障害群、⑧身体症状症及び関連症群、食行動障害及び摂食障害群、⑩パーソナリティ障害群、⑪知的能力障害群と自閉症スペクトラム障害、⑫注意欠如・多動障害と運動障害群を概説できる。
医学教育モデル・コア・カリキュラムに定められる以下の項目が学習の到達目標となる。D-15:D-15-G、D-15-(1)、D-15-(1)-1)~5)、D-15-(2)、D-15-(2)-1)~2)、D-15-(3)、D-15-(3)-1)~17)、E-6:E-6-G、E-6-X、E-6-1)~7)
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  • ○指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 実習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 キャリア教育の要素を加えた授業

教科書 現代臨床精神医学 改訂第11版 (金原出版株式会社):一人の著者による統一的な記載と内容も推敲が重ねられており、精神医学の理解に有用。
標準精神医学(医学書院):記述が分かり易く、精神医学を興味深く理解できる。
Text 精神医学(南山堂):二色刷(一部カラー)で見やすく、必要な要点がまとめられている。
参考書 カプラン臨床精神医学テキスト DSM-5診断基準の臨床への展開 第3版(MEDSI)
DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル(医学書院)
成績評価方法と基準 日常点+実習まとめ・レポートによる評価(外来実習、病態・診断の理解、症例の考察)+評価表(チューターによる評価)+試験 によって評(計:100点)。合格基準は60点。不合格時には後日の実習予備日(長期休暇)において追加実習(外来、レポート提出)を行う。無断欠席・早退は実習評価の10%減点になる。
オフィスアワー 毎週月曜ー金曜日 9:00-17:00  附属病院5階南病棟スタッフステーション 谷井久志
不在時は精神科医師、医局または医療事務補佐員を通じて連絡
学内メールもしくは学生用PHSを活用すること。
受講要件 4年次に実施される、CATO(医療系大学間共用試験実施評価機構)によるCBT(Computer based test)、OSCE(客観的臨床能力試験)に合格していること。
予め履修が望ましい科目 医学科1年から4年次までに履修、合格が求められている全科目。
発展科目
授業改善への工夫 実習後の学生からのフィードバックの活用
チューター方式による個別的な指導
その他 公開されている学習予定表等で事前学習することが望ましい。また前の学習班より引継ぎを受けることが望ましい。

授業計画

キーワード 症状精神病、認知症、アルコール依存症、統合失調症、うつ病、双極性障害(躁うつ病)、不安障害、心的外傷及びストレス因関連障害群、身体症状症、食行動障害及び摂食障害群、パーソナリティ障害群、知的能力障害群、自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動障害
Key Word(s) Symptomatic Psychosis、Dementia、Alcohol Dependence、Schizophrenia、Depression、Bipolar Disorder (BPD)、Anxiety Disorder, Post-traumatic Stress Disorder (PTSD), Somatoform Disorder, Eating Disorder, Personality Disorder, Mental Retardation, Autism Spectrum Disorder (ASD), Attention-Deficit Hyperactivity Disorder (ADHD)
学習内容 診療参加型臨床実習
・ 実習初日:、精神科外来第1診察室にて午前9時00分までに集合(時間厳守)。火曜日が初日の場合は基礎研究棟2F・神経感覚医学セミナー室にて午前9時00分に集合。5階南病棟(集団療法室またはカンファレンス室)に異動し、実習予定表の配布と外来実習のオリエンテーション(精神科診断、精神科概論などのレクチャー)および症例の割り当てを行う。午後は病棟で、病棟実習およびデイケアのオリエンテーション講義を行う。
 実習2日目:精神科病棟もしくはデイケアで精神科実習を行う。毎週火曜日の午後2時15分からは病棟新患紹介または病棟回診、毎月第4火曜日には症例検討会・抄読会・セミナーが行われる。
 実習3日目以降:午前9時から新患外来と午前9時30分からのデイケアに参加。
 大学実習では初診外来参加と病棟患者様の担当を基本に、面談法、診断・治療の学習に力点を置き、精神障害の診断・治療、リエゾンコンサルテーション精神医学の習得を目的とする。
 実習協力病院見学は第1週の金曜日、または第2週の月曜日に行う。このプログラムでは、精神科急性期治療から、精神科リハビリテーションまでの一連の流れの習得を目的とする。
 最後の2日間の間に、実習のまとめとしてのレポートの確認、総括(レポート提出)と試験を実施する。
事前・事後学修の内容 事前学習: 医学教育モデル・コア・カリキュラムの該当する到達目標(精神科領域)について事前に参照し、理解の不足しているところについては、精神科講義資料で学習しておくこと。
事後学習: 医学教育モデル・コア・カリキュラムの該当する到達目標(精神科領域)のうち理解が不十分な項目や実習で経験した症例についてアウトカムや課題を整理し、教科書や文献、医学中央誌、PubMedなどEBMに基づいた復習により問題解決レベルの知識を統合定着させる。
ナンバリングコード(試行)

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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