三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学研究科(教職大学院)教職実践高度化専攻・選択科目
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 ICTを用いた授業改善とアクティブラーニング
あいしーてぃをもちいたじゅぎょうかいぜんとあくてぃぶらーにんぐ
Use of ICT in K-12 classrooms and Active Learning
単位数 2 単位
受講対象学生
選択・必修
授業科目名
単位数 単位
ナンバリングコード
EDUC-Prac5118
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期後半

開講時間 火曜日 1, 2, 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 教育学部附属教職支援センターレクチャールーム

担当教員 ○須曽野仁志(教職大学院)、松本栄(教職大学院)

SUSONO Hitoshi;

実務経験のある教員 須曽野仁志 公立中学校で15年間の教員経験があり、コンピュータやネットワーク等ICTの学習利用を1980年代から進めてきた。そのときから、実践研究の内容は、情報発信型学習や学習者参画型データベース等、アクティブラーニングに関わるものであり、36年前からプログラミング学習や授業改善の実践に取り組んできた。
松本栄 公立小中が校で30年以上の教員経験があり、特に鳥羽市内の離島や僻地校での教員経験が長い。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  本授業では、授業において、学習者が情報通信技術(ICT、情報機器やネットワーク等)を活用しいかに学習を進めるかや、教師がICTを用いていかに学習者を支援すればよいかを取り上げる。授業を通じて、構成主義(社会的構成主義を含む)の学習観に関する理解を深めるとともに、アクティブラーニングをどのように導入・展開・評価するか、プレゼンテーション、反転学習、ストーリーテリング等を取り入れ、教育実践・支援できるようになることを目指す。
学修の目的 小・中・高等学校等での授業でどのようにICTを用いて授業を設計・実践・改善できるようになるかを知る。
学習者がICTを用いてアクティブラーニングをどのように進めるかが具体的にわかるようになる。
学修の到達目標 学校教育において、情報通信技術(ICT、情報機器やネットワーク等)を活用し、いかに学習を進めるかや、教師がいかに学習者を支援すればよいかがわかる。
現職教員学生 構成主義(社会的構成主義を含む)の立場で、ICTを利用したアクティブラーニングの手法を体得する。
学部新卒学生 ICTを利用した学習活動および支援技法を知り、学習・授業をいかに改善するか理解する。

テーマ:「ICTは学習者が使うことで、参加型・発信型のアクティブラーニングとなる。」
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎回の授業で学んだことや学習課題に関する個別発表(数回のミニプレゼンテーションを予定、50%) ICTを用いたアクティブラーニングに関する実践事例または提案に関する最終レポートまたはデジタルストーリーテリング作品(50%)
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

反転授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 対面式授業であれば、授業交流カード「大福帳」を用いて、授業参加者と担当者がコメントをやりとりする。Zoomなどのオンライン授業であれば、Moodleを使った授業交流に努める。
教科書 特になし
参考書 青木久美子『eラーニングの理論と実践』放送大学教育振興会,2012年。
鈴木克明・市川 尚 根本 淳子編著『インストラクショナルデザインの道具箱101』北大路書房,2016年。
オフィスアワー 毎週火曜日14:40-16:10 教職支援センター内須曽野研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 情報通信技術(ICT)、授業改善、アクティブラーニング、プレゼンテーション、デジタルストーリーテリング、遠隔学習
Key Word(s) Infrormation and Communication Technology, Instructional Improvement, Active Learning, Presentation, Digital Storytelling, Distance Learning
学修内容 第1回:授業ガイダンス~ICTを活用した学習の進展~
第2回:学習者が学習利用するICT~教えるために使うのではない!~
第3回:情報化時代における学びの実際
第4回:静止画と動画の活用の実際
第5回:学習理論の変遷と構成主義に基づく学習環境デザイン
第6回:欧米の学校におけるICT学習利用
第7回:プレゼンテーションの方法と技術
第8回:デジタルストーリーテリング制作の方法と学習支援
第9回:認知科学・学習科学の知見を生かした教育実践の事例検討
第10回:学習成果を活用した協働学習、eポートフォリオの活用の事例検討
第11回:e-Learningでの遠隔学習の方法と支援~MOOCsや反転学習等の事例検討
第12回:主体的・対話的で深い学びを実現するアクティブラーニングの方法・支援
第13回:ICTを利用したアクティブラーニング~実践事例の作成と発表~
第14回:学校現場におけるアクティブラーニングの実践と課題
第15回:授業のまとめ~アクティブラーニングを取り入れた授業改善 
 
事前・事後学修の内容 それぞれの回で、参加学生がプレゼンテーションまたは模擬授業をしながら学習内容について学び合うので、その準備やまとめを行う。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:150分/回

Copyright (c) Mie University