三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学研究科(教職大学院)教職実践高度化専攻・共通科目
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 必修
授業科目名 カリキュラム開発の理論と方法
かりきゅらむかいはつのりろんとほうほう
Theory and Method of Curriculum Development
単位数 2 単位
ナンバリングコード
EDUC-Prac5102
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期後半

開講時間 木曜日 1, 2, 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 前原裕樹(教育学研究科), 松本栄(教育学研究科)、

MAEBARA,Yuki; MATSUMOTO Sakae

実務経験のある教員

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 教育課程(=学校における子どもの活動とそれに対する教師の指導の全体計画)を教師自身が積極的に創造すべきものと理解して,その立案・実践・評価に大きな責任を負う現場教師としての実際の役割について理論的な観点を踏まえて検討する。学部新卒学生は、「授業びらき」を学校のカリキュラムを踏まえた上でデザインする。現職教員学生は、そのプロセスにメンターとして参加することを通して、自身の教育経験を多角的な視点から省察するほか、若手支援を軸としたカリキュラム・マネジメントのあり方について検討する。
学修の目的 ○学校経営力開発コース院生
・カリキュラム開発の理論、および他校種・他教科の教員・実践コース院生の経験や考え方に触れながら、様々な観点から自らのカリキュラムをめぐる実践を捉え直す。
・教育実践力開発コース院生が以下の目的を達成できるようにするための支援方法を実践的に検討する。
○教育実践力開発コース院生
・大学院修了後、教壇に立ったとき、1年間の見通しをもって授業を行える力を身につける。
学修の到達目標 〇現職教員学生…カリキュラム開発の理論、及び他校種・他教科の受講者の経験や考え方に触れながら、多角的な視点から自らのカリキュラムをめぐる実践を捉え直すことができる。また、学部新卒学生が以下の到達目標を達成できるようにするための支援方法を実践的に検討・提案することができる。
〇学部新卒学生…学校現場における「カリキュラム」をめぐる教師の仕事の多様性について理解し、それを踏まえた上で自身の専門校種・教科のカリキュラムおよび授業をデザインすることができる。
テーマ:「「授業びらき」づくりを通したカリキュラム開発とメンターチームによるカリキュラム・マネジメント」
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 授業内課題への参加及び振り返りコメントの作成 40%
模擬授業・プレゼンテーションの実施 40%
最終総括レポート 20%
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 田中耕治編『よくわかる教育課程(第2版)』(ミネルヴァ書房 2018年)
脇本健弘・町支大祐(監修:中原淳)『教師の学びを科学する:データから見える若手の育成と熟達のモデル』(北大路書房 2015年)
参考書 授業中に適宜資料を配布・紹介する。
オフィスアワー 金曜日(5・6限):適宜設定しますのでご連絡ください。
受講要件
予め履修が望ましい科目 「現代カリキュラム論」
発展科目 「地域の特性を生かした学校カリキュラムデザイン論」(2年次・選択)
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード カリキュラム・マネジメント, カリキュラム開発、メンタリング
Key Word(s) Curriculum Management, Curriculum Development, Mentoring
学修内容 第1回: カリキュラム・マネジメントとは
第2回: カリキュラム開発の実際~特色ある学校の事例検討~
第3回: カリキュラム開発と「学力」
第4回: カリキュラム開発と子どもの成長・発達
第5回: 学校におけるカリキュラム開発経験の共有
第6回: カリキュラム開発と「授業びらき」
第7回: 現職教員学生による「授業びらき」模擬授業の実施と検討(1)小学校
第8回: 現職教員学生による「授業びらき」模擬授業の実施と検討(2)中学校
第9回: 現職教員学生による「授業びらき」模擬授業の実施と検討(3)高等学校・特別支援学校
第10回: 現職教員学生による「授業びらき」にみるカリキュラム・マネジメントの視点
第11回: カリキュラム・マネジメントと若手教員育成~メンタリングによる協働のカリキュラム開発(1)メンターチームの編成
第12回: カリキュラム・マネジメントと若手教員育成~メンタリングによる協働のカリキュラム開発(2)メンターチームによる支援のあり方の検討
第13回: 学部新卒学生によるカリキュラム開発の提案(プレゼンテーション)と模擬授業の実施
第14回: 学部新卒学生によるカリキュラム開発の提案と模擬授業の検討
第15回: まとめと総括討論(ディスカッション)
事前・事後学修の内容 ・毎回の授業後、振り返りコメントをmoodleに投稿すること。
・模擬授業の実施など、実践的な課題が複数あるため、その準備を進めること。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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