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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 海洋生物資源学科・海洋生物資源学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択必修
教育コース選択必修:水圏P指定科目
授業科目名 水族病理学実験
すいぞくびょうりがくじっけん
Experiments for Fish Pathology
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Mari-2533-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 5, 6, 7, 8, 9, 10時限
一部の実験を集中形式で実施することがある。 開講日以前にガイダンスを行うことがある。その場合,ガイダンスの日時はメ-ルや掲示などで適宜連絡する。
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 生物第2実験室(生物資源学部校舎1階108号室)

担当教員 一色 正(生物資源学部海洋生物資源学科)

ISSHIKI, Tadashi

実務経験のある教員 【教員名】一色 正
【実務経験】香川県水産試験場において魚病診断・指導業務に従事
【講義内容との関連性】
香川県水産試験場において,県内で養殖されている魚介類の魚病診断,および養殖漁業者に対する防疫指導に関する業務に約10年間従事した。これらの実務経験から得た知識・技術等を活かして,代表的な魚病微生物(ウイルス,細菌等)と魚類を用いて,水族病理学に関する基礎的な実験を行う。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 代表的な魚病微生物(ウイルス,細菌等)と魚類を用いて,水族病理学に関する基礎的な実験を行う。この実験は三重⼤学の目標である4つの⼒の「感じる⼒」「考える⼒」「コミュニケーション力」を⾝につけるため,⽣物資源学部のDPである(2)専門基礎知識と技術、経験の習得を目指す。
学修の目的 この実験を受講する学⽣は,水族病理学に関する基礎的な実験の理論と手法を体得することを目的とする。
学修の到達目標 (知識)この講義を受講した学⽣は,⽔族病理学に関する基礎的な実験の理論と⼿法を理解し,具体的に説明できるようになる。
(態度)この講義を受講した学⽣は,⽔族病理学に関する基礎的な実験に参加し,班員と協調して実験操作を行うことができるようになる。
(技能)この講義を受講した学⽣は,⽔族病理学に関する基礎的な実験に必要な実験器具類を操作できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
 (3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 受講態度40%,レポート60%「内訳:(知識)レポ-ト60%,(態度)受講態度30%,(技能)受講態度10%.」
授業の方法 実験

授業の特徴

PBL

特色ある教育

その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 実験器具類の数量を増やして実験が効率的に行えるようにする。
教科書 指定せず,資料を配付する。
参考書
オフィスアワー 火曜日 16:00〜17:00, 場所:614室
受講要件 原則として,初回履修申告で申告した者に限る。実験には危険が伴うので,学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること。実験中は白衣を着用し,滑りにくい安全な履き物を履くこと。
予め履修が望ましい科目 水族病理学.水族生理学,水族生理学実験.
発展科目 特になし。
その他 ガイダンスには必ず出席すること。欠席の場合,受講できないことがある。
実験材料を作製する開講日に欠席した者については,以後の実験が行えなくなるため,本科目の単位を認定できないことがある。
実験室での飲食は厳禁。実験終了後は必ず手洗いを行うこと。
高等学校教諭一種免許(水産)-水産の関係科目

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 魚病診断,ウイルス,細菌
Key Word(s) Diagnosis, Virology, Bacteriology
学修内容 1.ガイダンス
2.試薬の作製・器具の準備
3.培養細胞の継代培養
4.病魚の解剖・症状観察・病原体検査
5.細菌分離・ウイルス分離
6.細胞変性効果の観察
7.ウイルス感染価測定
8.細菌の一次鑑別試験
9.細菌の染色・菌形の観察
10.同定キットによる性状試験
11.細菌の計数・薬剤感受性検査
12.ウイルス核酸の抽出
13.ウイルス核酸の逆転写反応
14.RT-PCR反応
15.PCR産物の電気泳動・疾病診断
16.レポ-トのまとめ・後片付け
事前・事後学修の内容 配布された資料をよく読んでおくこと。
事前学修の時間:    事後学修の時間:

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