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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命化学科・全教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
学科必修科目
授業科目名 分子生物学
ぶんしせいぶつがく
Molecular Biology
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-2021-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 月曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 大講義室

担当教員 柿沼誠(生物資源学研究科),〇舩原大輔(生物資源学研究科)

KAKINUMA Makoto, 〇FUNABARA Daisuke

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 (内容・背景)
 分子生物学は生命現象を分子レベルで説明しようとする学問であるが、関連する分野は広範囲に及び現在では生命科学の根幹をなしている。本講義では、様々な生物に共通する生命現象を分子(核酸とタンパク質)レベルで理解・把握できるようになることを目的とし,遺伝子の構造、遺伝情報の転写・翻訳、遺伝子発現の調節、タンパク質の構造と機能について概説する。また発展内容として、主に海洋生物に特異な機能の発現や環境適応・適応の仕組みについて分子の働きを中心に解説する。
(育てたい資質や能力)
 この授業を通して、生命現象を分子レベルで理解する能力が身につく。
(DP、CPとの関連)
 生物資源学部のディプロマ・ポリシーのうち(2)専門基礎知識と(3)科学的・論理的思考を修得できる。
学修の目的  様々な生物に共通する生命現象を、核酸とタンパク質といった分子の働きを通して理解し、説明できるようになる。生命現象と分子の働きとの関係について理解を深める。本授業を通じて、生命現象を担う分子の働きや作用機序についての知識が得られ、説明できるようになる。三重大学の目標である4つの力のうち「感じる力」「考える力」「生きる力」を身につける。また、生物資源学部のディプロマ・ポリシーのうち(2)専門基礎知識と(3)科学的・論理的思考を修得する。
学修の到達目標 (知識・態度)
 本授業を通じて、生命現象を担う分子の働きや作用機序についての知識が得られ、様々な生物に共通する生命現象を核酸とタンパク質といった分子の働きを説明できるようになる。
(技能)
生命現象と分子の働きとの関係について理解できる。三重大学の目標である4つの力のうち「感じる力」「考える力」「生きる力」を身につけることができる。
 生物資源学部のディプロマ・ポリシーのうち(2)専門基礎知識と(3)科学的・論理的思考を修得できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
 (4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 期末試験100%(60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 ベーシックマスター分子生物学(東中川徹・大山隆・清水光弘共編、オーム社、ISBN978-4-274-21468-4)
参考書 Essential細胞生物学(中村・松原監訳,南江堂)
オフィスアワー 授業開講日,12時~13時、728室(柿沼)、714室(舩原)
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 細胞生物学,生理学
発展科目 水圏生物化学、バイオインフォマティクス
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学修(習)要項で確認してください)

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=5194
キーワード DNA,RNA,タンパク質,遺伝子,転写,翻訳,遺伝子発現
Key Word(s) DNA, RNA, protein, gene, transcription, translation, gene expression
学修内容 第1回:イントロダクション、核酸とタンパク質
第2回:ゲノム
第3回:組換えDNA技術
第4回:セントラルドグマ
第5回:DNA複製
第6回:転写の調節
第7回:RNAプロセシング
第8回:翻訳の調節
第9回:翻訳後調節
第10回:DNAの損傷、修復
第11回:ウイルスとファージ
第12回:細胞周期と細胞分裂
第13回:動くDNA
第14回:機能性RNA
第15回:エピジェネティクス、ゲノミクス
定期試験
事前・事後学修の内容 予習・復習:各回4時間
第1回:イントロダクション、核酸とタンパク質に関する宿題(予習・復習)
第2回:ゲノムに関する宿題(予習・復習)
第3回:組換えDNA技術に関する宿題(予習・復習)
第4回:セントラルドグマに関する宿題(予習・復習)
第5回:DNA複製に関する宿題(予習・復習)
第6回:転写の調節に関する宿題(予習・復習)
第7回:RNAプロセシングに関する宿題(予習・復習)
第8回:翻訳の調節に関する宿題(予習・復習)
第9回:翻訳後調節に関する宿題(予習・復習)
第10回:DNAの損傷、修復に関する宿題(予習・復習)
第11回:ウイルスとファージに関する宿題(予習・復習)
第12回:細胞周期と細胞分裂に関する宿題(予習・復習)
第13回:動くDNAに関する宿題(予習・復習)
第14回:機能性RNAに関する宿題(予習・復習)
第15回:エピジェネティクス、ゲノミクスに関する宿題(予習・復習)
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:180分/回

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