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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・国語
科目名 国文学
こくぶんがく
Japanese Literature
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 3年次, 4年次
73~74 期生
75期生は「国文学演習ⅠA」で履修登録すること
卒業要件の種別 選択必修
AⅡ類の国語教育コースの学生は、国文学演習・古典Ⅰ~Ⅳおよび近代Ⅰ~Ⅳのうち1単位選択必修
授業科目名 国文学演習・近代Ⅰ
こくぶんがくえんしゅう・きんだいいち
Seminar in Japanese Modern Literature Ⅰ
単位数 1 単位
受講対象学生 教育学部, A 類
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次
75 期生
73~74期生は「国文学演習・近代Ⅰ」で履修登録すること
卒業要件の種別 選択必修
AⅡ類の国語教育コースの学生は、国文学演習ⅠA~Ⅳのうち1単位選択必修
授業科目名 国文学演習ⅠA
こくぶんがくえんしゅう いちえー
Seminar in Japanese Literature ⅠA
単位数 1 単位
ナンバリングコード
educ-lang-LITR2016-001
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 教育学部1号館

担当教員 和田 崇(教育学部)

WADA, Takashi

実務経験のある教員 【教員名】和田崇
【実務経験】高等学校における非常勤講師の経験を有す
【講義内容との関連性】実務経験より得た文学教育の現状に関する知見を活かして,文学作品の歴史的背景や読解法を文学教育と関連づけながら教授する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 大正から昭和初期にかけての児童文学を題材とし、作品の分析方法を学ぶ。
子どもを読者として想定されたテクストを同時代の資料などと照らし合わせながら実証的に分析することで、児童文学と社会との関係を考察する。
学修の目的 日本近代文学の基礎的な知識や研究方法を学び、精読と調査によって文学テクストを分析し、その成果を他者へ説得的に説明する能力を修得する。
学修の到達目標 文学テクストの研究法を学ぶことにより、教材研究の視野を広げることができる。
また、根拠にもとづいた精度の高い読解力や論述法を修得できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
○教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 ・積極的参加度20%+レジュメの完成度40%+レポートの完成度40%=計100%(合計60%以上で合格)
・3分の2以上の出席を要す(ただし、出席点として評価には加えない)。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
eポートフォリオを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 これまでどおりの丁寧な添削や指導を心がける。
教科書 桑畑三郎・千葉俊二編『日本児童文学名作選(下)』(岩波文庫)
※(上)を誤って購入しないように注意すること
参考書 ・桑原三郎・千葉俊二編『日本児童文学名作集(上)』(岩波文庫)
・鳥越信編著『はじめて学ぶ日本児童文学史』(ミネルヴァ書房)
・川端有子『児童文学の教科書』(玉川大学出版部)
・日本児童文学学会編『日本児童文学概論』(東京書籍)
・周東美材『童謡の近代:メディアの変容と子ども文化』(岩波現代全書)
※その他は授業内で適宜提示する。
オフィスアワー 時間:毎週月曜日5,6限
場所:国文学第1研究室(和田崇研究室)
受講要件
予め履修が望ましい科目 国文学概説
発展科目 国文学演習ⅢA・ⅢB
その他 ・本演習ではMoodleではなくGoogle Classroomを使用し、授業者が履修登録者を招待する。
・社会状況や本学の方針に応じて、ハイブリッド、完全オンラインの各授業方法へ柔軟に対応する。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 日本近現代文学,児童文学
Key Word(s) Modern Japanese literature, Juvenile literature
学修内容 第1回…オリエンテーション①:授業計画・評価方法の確認
第2回…オリエンテーション②:課題作品の選定・グループ分け・発表日程の決定・システムの操作方法
    レジュメ編①:初発の感想と梗概を書く
第3回…レジュメ編②:作者について調べる・注釈を付ける
第4回…レジュメ編③:物語の内容と構造を分析する
第5回…レジュメ編④:初出発表時の社会状況や子ども観について調べる
第6回…レジュメ編⑤:先行研究の要約と批評
第7回…レポート編①:レポートの問題設定
第8回…レポート編②:文献の引用方法の講義・序論を書く
第9回…レポート編③:本論を書く(1)
第10回…レポート編④:本論を書く(2)
第11回…レポート編⑤:結論を書く
第12回~第14回…レポート検討会
第15回…最終レポート提出・まとめ
事前・事後学修の内容 予習:演習期間は、毎回の到達目標が達成できなかった場合は、次の授業までに前回分の作業を終える。
   発表期間は、次の授業までに指定された作品を読み、自分なりの読みや疑問点を整理し、発表者への質問を用意しておく。
復習:発表者は、授業内の討論や授業後のコメントで指摘された問題点を再考し、レポートの精度を高めるように努める。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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