三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 魚類増殖学特論
ぎょるいぞうしょくがくとくろん
Advanced Fish Culture
単位数 2 単位
ナンバリングコード
BIOR-Life-5371-006
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
集中講義形式で実施します(不連続になるかも知れません).
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 開講時期を通知するときに指定します.

担当教員 淀 太我(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻)

YODO, Taiga

実務経験のある教員 淀太我:魚類の生態を調査研究する実務職に3年間従事していた経験を活かし,とくに淡水魚の生態について実務的に指導する。

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 魚類の増養殖や種苗生産,ならびに関連する研究分野の最近の論文や総説等の文献を紹介し,輪読を行いながら関連事項の解説を行う.
学修の目的 魚類の増養殖や種苗生産,ならびにそれらに関連した研究分野において,どのようなことが最近の研究動向になっているかを理解する.
学修の到達目標 (知識)魚類増殖分野の対象魚類の生態・生活史,さらに増殖に影響を及ぼす外来魚問題について,最近の研究動向を列記し,述べることができるようになる.
(態度)専門外であっても,ある特定分野の論文を複数読むことで,自身の研究分野について,参考となるような視点,技術,考え方がないか考え始める.
(技能)魚類増殖学分野の講義で扱った分野における専門用語を英語で理解し,英語で表現することができるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  • ○実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 輪読時の発表80%,試験20% 計100%による.
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

教員と学生のやり取りは日本語でも、英語による論文や教材の講読を含んだ授業
授業アンケート結果を受けての改善点 単純な英文輪読型にせず,適宜,内容の解説を加え,理解度を高めるように努力する.成績の付け方を授業開始前により明確に説明する.
教科書 輪読資料を配付する.
参考書 魚類生態学の基礎(塚本勝巳編) 恒星社厚生閣.
Encyclopedia of aquaculture (Robert R. Stickney ed.) Wiley
オフィスアワー 随時(担当教員に事前にメールで連絡のこと)
受講要件 魚類の生物学や生態,生活史に関する基礎的知識を有していることがのぞましい.
基本的に英語論文を和訳する輪読形式であるため,日本語よりも英語の方が堪能な学生(留学生等)にとっては教育効果は薄いため推奨しない。
予め履修が望ましい科目 学部における水生生物の増養殖に関する科目
発展科目 魚類増殖学演習
その他 教員免許・各種資格取得に関連した科目(注:必ず入学年度の学習要項で確認してください.).

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 魚類,増殖,生態,生活史,種苗生産,外来魚
Key Word(s) Fish, Stock enhancement, Life history, Seed production, Alien species
学修内容 集中講義として実施する.不連続な複数期間とすることもある.日程は受講生と調整して決定する.
あらかじめ,魚類の増養殖,外来魚等に関する適切な総説を含む複数の論文(15編)を配付する.それらを集中講義日までに予習しておき,講義日に順番に翻訳を行いながら,関連事項についての質疑,解説を行う.

1. 魚類の増殖に関わる最新の生態学関連論文の読解と解説①
2. 魚類の増殖に関わる最新の生態学関連論文の読解と解説②
3. 魚類の増殖に関わる最新の生態学関連論文の読解と解説③
4. 魚類の増殖に関わる最新の生態学関連論文の読解と解説④
5. 魚類の増殖に関わる最新の生態学関連論文の読解と解説⑤
6. 魚類の増殖に影響を与える外来魚関連の最新の資源生物学関連論文の読解と解説
7. 魚類の増殖に影響を与える外来魚関連の最新の保全生態学関連論文の読解と解説
8. 魚類の増殖に影響を与える外来魚関連の最新の安定同位体生態学関連論文の読解と解説
9. 魚類の増殖に影響を与える外来魚関連の最新の繁殖生態学関連論文の読解と解説
10. 魚類の増殖に影響を与える外来魚関連の最新の個体群生態学関連論文の読解と解説
11. 魚類の増殖を効果的に行うための最新の種苗生産関連論文の読解と解説①
12. 魚類の増殖を効果的に行うための最新の種苗生産関連論文の読解と解説②
13. 魚類の増殖を効果的に行うための最新の種苗生産関連論文の読解と解説③
14. 魚類の増殖を効果的に行うための最新の種苗生産関連論文の読解と解説④
15. 魚類の増殖を効果的に行うための最新の種苗生産関連論文の読解と解説⑤
(試験)
事前・事後学修の内容 第1~15回:事前学修-事前に指定された論文の読解(各回3時間);事後学修-講義での輪読および解説に対する復習(自分の訳文の修正等)と得た知識についてのノート等への整理(各回1時間)
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

Copyright (c) Mie University