三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
授業科目名 倫理学A
りんりがくえい
Ethics A
授業テーマ 「自然」について
単位数 2 単位
ナンバリングコード
gedu-libr-ETHI1111-001
開放科目 非開放科目    
分野 歴史・文化
分類・領域

教養統合科目・地域理解・日本理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

前期

開講時間 火曜日 1, 2時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 遠山 敦(人文学部)

TOHYAMA Atsushi

SDGsの目標
連絡事項 https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19978

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 現在一般に使われている「自然」は、近代に入りnatureの訳語として次第に定着したものである。これに対して近代以前、「自然」は主に「ジネン」と読まれ、現在とは異なる意味を担うものであった。だがまた一方で、そうした「ジネン」は、narureの訳語としても妥当する意味内容を元来含み持つものであったともいえよう。本講では、仏教思想の理解の上に、こうした伝統的文脈における「自然」がどのようなものとして捉えられていたのかを考える。
学修の目的 伝統的な「自然」概念を、主として仏教の基本的思惟との関連から理解することを通じて、現代語「自然」の複合的な意味を理解することができるようになる。またそれによって、現代的なトピックである「自然」について、問題の根源から理解し考える力を身につけることができる。
学修の到達目標 現代社会においても注目すべき「自然」概念について、歴史的背景を学ぶことを通じて、その複合的な意味について理解し考える力を身につけることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 定期試験70%、中間リポート20%、質問票の内容10%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 学生から提出された質問票やリポートについて授業中にコメントすることで、より主体的な学習へ導く。
教科書 授業中にプリント資料を配付する。
参考書 柳父章『翻訳後成立事情』(岩波新書)
オフィスアワー 毎週火曜日10:20~12:00、遠山研究室(共通教育2号館2階)
受講要件 特に無し。
予め履修が望ましい科目 特に無し。
発展科目 哲学、倫理学、宗教学
その他 毎時間の終了時にMoodleを活用して、授業に関する簡単なコメントを求めると共に、疑問点の記入を求める。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 自然、仏教
Key Word(s) nature, Buddhism
学修内容 第1回:導入~倫理とは~
第2回:問題提起~「自然」について~
第3回:大乗仏教の基本精神
第4回: 〃
第5回:『大乗起信論』の世界
第6回: 〃
第7回:天台本覚論について
第8回:文芸に見る本覚論的思惟
第9回:浄土教の「自然」理解(1)~源信~
第10回: 〃
第11回:浄土教の「自然」理解(2)~法然~
第12回: 〃
第13回:浄土教の「自然」理解(3)~親鸞~
第14回: 〃
第15回:まとめ
事前・事後学修の内容 【事前学習】授業はプリント資料の読解を中心に進められるため、予め配布された次回分資料の読解を行う。
【事後学習】授業内容の論点を整理し、授業中指示した点に関してコメントの提出を求める。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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