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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修
授業科目名 専門PBLセミナーB(中国語学・中国文学)
せんもんぴーびーえるせみなーB(ちゅうごくごがく・ちゅうごくぶんがく)
PBL Seminar B in Chinese Language and Chinese Literature
単位数 2 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修
授業科目名 専門セミナー
せんもんせみなー
Introductory Seminar
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-005
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 ○湯浅 陽子(人文学部)、白石 將人(人文学部)、花尻 奈緒子(人文学部)、陳 錦清(人文学部)

YUASA,Yoko SHIRAISHI,Masato HANAJIRI,Naoko CHEN,Jinqing

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 4人の教員がリレー方式で担当し、中国古典文学、中国現代文学、中国および東アジアの言語の基礎的知識についての講義を行いつつ、その諸問題について履修者とともに検討する。
学修の目的 今後、中国や東アジア、東南アジアの言語や文学、またはその背景にある歴史や社会について専門的に学んでゆくための基礎知識を獲得し、各分野の諸問題について考察していく方法を学ぶ。
学修の到達目標 中国およびアジアの文学・言語をめぐる様々な問題について認識し、考察していくための基礎知識を身につける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
 自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 日常の授業への積極的な取り組み(50%)、各教員が示すテーマでのレポートの作成と提出(50%)の合計(100%)による。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 履修者の専門分野選択に向けた相談にきめ細かく対応する。
教科書 各担当教員が授業で指示します。
参考書 各担当教員が授業で指示します。
オフィスアワー 月~金の授業、会議以外の時間に各教員が対応します。
受講要件
予め履修が望ましい科目 このセミナーを履修するにあたっては、2年次前期末までに、「文学概論I~L」(「中国文学概論A・B」)及び「言語科学概論C・D」(「中国語学概論A・B」)の中から2単位以上を取得していることが望ましい。また、「中国の文学」(「中国文学特論」)或いは「中国の言語」(「中国語学特論」)等を履修すること、及び中国語を学習していることが求められる。
発展科目 中国の言語(中国語学特論)、中国語学演習、中国の文学(中国文学特論)、中国文学演習
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=18828
キーワード 中国古典文学、中国近代文学、中国現代文学、中国の言語
Key Word(s) Chinese Classical Literature, Chinese Modern Literature, Chinese Contemporary Literature, Chinese Language
学修内容 【白石担当分】
漢字の成立と発展についての概要を紹介する。また、古代の中国語の発音が現代の日本語にどのような影響を与えているのかを解説する。
第1回 漢字の発生
第2回 漢字の発展
第3回 書体の変遷
第4回 中国語の発音と日本漢字音の関係

【陳担当分】
中国南北朝文学の文体、作成方法などの特徴を紹介し、古代中国文学における位置づけを説明する。
第5回 中国南北朝の社会と文学 概説
第6回 文学サロン:華美を競う四六駢儷文
第7回 六朝志怪小説

【花尻担当分】
中国近現代文学の基礎知識と文学研究の方法を学習した上で、短篇小説を使用して簡単な実践と討論を行う。
第8回 中国近現代文学および研究方法の学習
第9回 資料を使用した調査の学習・実践
第10回 予備調査の発表と討論
第11回 調査結果の発表と討論

【湯浅担当分】
中国の古典詩の持つ性格について、制作される場所、あるいは表現された自然観や時間に対する意識の通時的な変化を切り口として、受講者とともに検討する。
第12回:先秦~漢代
第13回:魏晉南北朝
第14回:唐代
第15回:宋代・全体のまとめ
事前・事後学修の内容 日常の予習においては、事前に配布された資料等により内容を確認しておくこと。
復習においては、不明な箇所がないかどうかを確認しておくこと。

中国の文学や言語を今後専門分野として学んでいくために必要な図書などを、授業中に指示・紹介するので、自分の関心のある分野の図書を積極的に読み進めること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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