三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部法律経済学科
受講対象学生 2023年度以前入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修 選択
授業科目名 刑法総論
けいほうそうろん
Criminal Law 1
単位数 4 単位
受講対象学生 2024年度以降入学生対象
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
来年(2025)度より、「刑法総論」(4単位)は、「刑法Ⅰ」・「刑法Ⅱ」(各2単位)に分けて開講予定。
選択・必修
授業科目名 刑法Ⅰ・刑法Ⅱ
けいほういち・けいほうに
Basic Criminal Law (Criminal Law 1)・Criminal Law2
単位数 各2 単位
ナンバリングコード
humn-laec2220-008
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 火曜日 3, 4時限; 金曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 田中 亜紀子

TANAKA,Akiko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 刑法とは犯罪と刑罰を定めた法律である。
刑法総論では、刑法の基礎知識ならびに基本的な考え方を身に付けることを目標とし、各犯罪や刑罰に共通する通則を定めた総則部分を学ぶ。講義では必要に応じて適宜判例、時事問題を取り上げる。
学修の目的 刑法の基本原則ならびに犯罪論に関する基礎知識を修得すること、さらには現代社会における犯罪現象に対する分析力ならびに法的思考能力を身につけることができるようになること。
学修の到達目標 刑法の基本原則ならびに犯罪論に関する基礎知識を得ること。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 中間試験40%、期末試験60%、計100%。(合計が60%以上で合格)
任意レポートの提出により10%の加点あり。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 講義においては適宜、講義内容に関する問題を課し、その回答の確認を通じて講義の理解度を確認すると共に受講者の疑問に応える。
教科書 『刑法判例百選Ⅰ 総論[第8版]』 佐伯仁志・橋爪隆編・有斐閣・2020年
六法全書
参考書 講義の中で適宜紹介する
オフィスアワー 毎週火曜日 13:00-14:00 人文校舎4階 田中研究室 *事前にアポイントをとってください。
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 法学概論、日本国憲法
発展科目 刑法各論、刑事訴訟法、刑事政策 等
その他

授業計画

MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=19005
キーワード 刑法総論における諸問題を検討する
Key Word(s) criminal law
学修内容 1.刑法について 
2.刑法の歴史 
3.刑罰について 
4.刑法の基本原則 
5.犯罪論・刑法理論 
6~14.構成要件(行為論、構成要件、不作為、因果関係、故意、錯誤、過失)
15~18.違法性(違法性論、正当防衛、緊急避難、被害者の同意、安楽死・尊厳死)
19・20.責任論(責任主義、責任能力、原因において自由な行為) 
20~22.未遂犯(未遂犯・中止犯・不能犯) 
23~28.共犯 
29・30.罪数と量刑

なお、2024年度入学者対象となる「刑法1」「刑法2」については以下となる予定
〇刑法1          
1.刑法について     
2.刑法の歴史      
3.刑罰について     
4.刑法の基本原則    
5.基本となる構成要件  
6.未遂犯

〇刑法2
1.構成要件(不作為、故意、錯誤、過失)
2.違法性(違法性論、政党防衛、緊急避難、被害者の同意など)
3.責任論(責任主義、責任能力、原因において自由な行為)
4.共犯
5.罪数と量刑 (罪数と量刑は「刑法1」となる可能性がある)
事前・事後学修の内容 1.刑法の定義
2.刑法制定後の改正点
3.刑罰とその機能
4.罪刑法定主義
5.犯罪の定義
6.構成要件検討
7.違法性検討
8.責任論検討
9.未完成の犯罪
10.複数で行われた犯罪
11.複数の犯罪の処理
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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