三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部法律経済学科
受講対象学生
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 近現代アジア経済史
きんげんだい あじあ けいざいし
Modern and Current Economic History of Asia
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-laec2230-016
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 金曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 堀内義隆

HORIUCHI Yoshitaka

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  現在の世界経済を理解するためには、東アジア経済の資本主義化の歴史に関する理解が不可欠である。この授業では、西洋起源の資本主義的な世界システムがアジアに拡大・浸透してくる中で、東アジアの各国・地域がその衝撃にどのように対応してきたか、そしてそれによって東アジアにどのような経済構造が形成されてきたかを学ぶ。
学修の目的  近代から現代に続く東アジア経済の歴史を深く理解することを通じて、今後のアジア社会の展望について考え、行動する力を身につけることを目的とする。
学修の到達目標  到達目標は以下の2点である。
(1)東アジアの諸国家・地域の経済発展が資本主義の拡大・発展を主軸として相互に関連しながら進んできたことを理解し、説明できるようになる。
(2)近現代の東アジアの経済変化において日本が重大な役割を果たしてきたことを理解し、説明できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 法律・政治・経済・経営の諸分野において、専門的知識と豊かな教養を身につけている。
 現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 法律・政治・経済・経営の諸分野を広く学び、学際的視点で問題を探究できる。
 現代社会・地域社会の課題に挑戦する積極性を備える。
 自ら学んだ知を的確に発信し、国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  主体性
考える力
  •  幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 期末試験100%
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 堀和生・木越義則『東アジア経済史』日本評論社、2020年
参考書 授業中に適宜紹介する。
オフィスアワー 木曜日13:00~14:00、人文学部棟5階堀内研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目  必須ではないが、「日本経済史」を履修済みであることが望ましい。日本経済史の基本知識について授業中に説明する余裕はないので、履修していない場合は、並行して独習することが求められる。
発展科目
その他  本講義は、現代経済コース、企業経営履修プログラムに属します。
 2008年度以前入学生については「特殊講義[近現代アジア経済史]」として開講します。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 東アジアの資本主義経済
Key Word(s) Capitalism in East Asia
学修内容  以下のような3部構成で、基本的には時系列に沿って、東アジア経済の成長・発展の過程を説明してゆく。
第1部 東アジアの「近代」の始まり
 近世東アジアの経済社会
 19世紀「西洋の衝撃」と東アジア経済

第2部 東アジアの「帝国主義」時代
 日本帝国経済の形成と展開
 中国の工業化
 日中戦争と東アジア経済

第3部 「アジア太平洋経済圏」の時代
 冷戦体制下の東アジア経済
 冷戦の終了と中国の経済的台頭
事前・事後学修の内容  授業で紹介する参考文献を読むこと。
 自分が出した質問について、自分で調べてみること。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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