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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学部分子素材工学科/総合工学科応用化学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 選択
授業科目名 応用化学特別講義 Ⅳ
おうようかがくとくべつこうぎ Ⅳ
Special Lecture Ⅳ
単位数 1 単位
ナンバリングコード
EN-OTCH-2
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 火曜日 7, 8, 9, 10時限
(講義日指定)
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 熊谷 純(非常勤講師)

KUMAGAI, Jun

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 放射線に関連した業務を行う際の基礎的知識の習得と共に、放射線化学を例にとって化学的思考法の習得を目指す。
学修の目的 ・放射線の種類を分類できるようになる。
・放射線と物質の相互作用についての知識を得る。
・放射線の測定方法の基礎知識を得る。
・放射線によって物質内に生成する化学種とその反応について予期できるようになる。
・放射線の産業利用の基礎知識を得る。
・放射線の生体影響に関する基礎知識を得る。
学修の到達目標 放射線の基礎知識を習得し、将来、必要に応じて自分で勉強が出来るような土台を作る。また、化学的思考方法を習得し、将来、創造的研究活動をする上で役に立つ能力を付ける。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 社会人としてふさわしい幅広い教養をもつ。化学の研究者・技術者として、基本的な専門知識を修得している。【知識・理解】
 自然現象を化学の観点から論理的に説明できる。科学技術や社会活動に関する問題を化学の観点から思考できる。【思考・判断】
 化学に関する技術や知識について、自主的かつ継続的に学習できる。【興味・関心】
 科学技術による社会への貢献や自然に与える影響について考えようとする姿勢を備えている。【態度】
 化学の問題に関する研究や開発を計画的に進め、まとめることができる。【技能・表現】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 小テスト20%、レポート80% 計100%(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 放射線を用いて作成した化学種の反応を演示実験する。
教科書
参考書 放射線と安全につきあう(西澤邦秀・柴田理尋編,名古屋大学出版会)
オフィスアワー 非常勤講師のため、質問・意見等はメールで受け付けます。
世話役の先生:教務委員
受講要件
予め履修が望ましい科目 物理化学B、物理化学C
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 放射線の基礎知識、放射線化学、放射線生物学、宇宙放射線、星間分子
Key Word(s) Fundamental knowledge of ionizing radiation, Radiation chemistry, Radiation biology, Cosmic radiation, Interstellar molecule
学修内容  室内の環境放射線の測定や放射線により生成した反応活性種の観察の演示実験を授業の始めに行い、放射線についての興味を持たせる。
 放射線の様々な利用や影響について述べる。医学的診断、癌治療、原爆の放射線被爆、滅菌、産業で使われている電子線による高分子材料の放射線架橋、さらに核分裂、核融合の原子力エネルギーについて解説する。
 また、放射線は基礎化学の発展にも新しい面を拓き、その成果は放射線が飛び交う宇宙における星間分子の発見及び生命分子への進化に繋がっている。これらの基礎となる反応速度論、反応中間体、素粒子化学、低温化学等との関連性を説明する。
事前・事後学修の内容 4回の授業の後で本を読破し、それについてのレポートを書く。これにより授業内容と関連事項についての理解を深め、さらに読書によって内容を理解し要点を把握する力を養うと共に、自らの考えを創り出す力を育てる。
事前学修の時間:60分/回    事後学修の時間:60分/回

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