三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修 必修
授業科目名 情報サービス論
Introduction to Information Services
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-379
開放科目 開放科目    
  他専攻の学生の受講可, 自専攻の学生の受講可, 他研究科の学生の受講可, 自研究科の学生の受講可, 他講座の学生の受講可, 他類の学生の受講可, 他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可
聴講の希望者については原則として受け入れるが,2週目の授業日(当日を含む)までに担当者に申し出ること。
開講学期

前期

開講時間 火曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 第1回の授業日までに掲示板等において通知する

担当教員 〇長澤 多代(附属図書館 研究開発室)

〇NAGASAWA Tayo

E-mail nagasawa.tayo@mie-u.ac.jp
TEL   (059)231-9892 (内線9892)

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 知識基盤社会,生涯学習社会の到来により,人々が情報を主体的に活用しながら,それぞれの立場での生活の充実を図ることがますます重視されるようになった。図書館では,利用者が,情報に効果的にアクセスしたり,活用したりするのを支援する情報サービスを提供している。この授業科目では,基本的な情報サービスについて学習することにより,図書館員として効果的な情報サービスを設計し運用するための基礎的な知識と考え方を習得する。
学修の目的 図書館における情報サービスの意義を明らかにし,レファレンスサービス,情報検索サービス等のサービス方法,参考図書・データベース等の情報源,図書館利用教育,発信型情報サービス等の新しいサービスについて理解を深める。
学修の到達目標 ・図書館が提供する情報サービスの全体像を簡潔に説明することができる。
・情報サービスに関する基本的な用語や概念を説明することができる。
・基本的な情報サービスについて,意義,経緯と現状,具体例について説明することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 個人課題,グループ課題〔合計が60%以上で合格〕
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書
参考書 ・未来の図書館研究所編『図書館員の未来カリキュラム』青弓社,2023,314p.〔010.4/To72〕
・竹之内禎『情報サービス論』学文社,2013,122p.(ベーシック司書講座・図書館の基礎と展望,4)
・三輪真木子.情報行動:システム志向から利用者志向へ.勉誠出版,2012,205p.〔007.3/Mi 68〕
・三輪真木子.情報検索のスキル:未知の問題をどう解くか.中央公論社,2003,214p.(中公新書,1714).〔007.5/Mi68〕
・日本図書館協会・図書館利用教育委員会.情報リテラシー教育の実践:すべての図書館で利用教育を.日本図書館協会,2010,180p.,(JLA図書館実践シリーズ,14).〔010.8/J11/14〕
・齋藤泰則.利用者志向のレファレンスサービス:その原理と方法.勉誠出版,2009,182p.〔015.2/Sa25〕
オフィスアワー 毎週火曜日12:00~13:30(学期中)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 詳しい授業計画については,第1回の授業時に説明します。
事後の学修時間として,各回に読書課題と学習の振り返りのために120分を設定しています。
これに加えて,学期中に複数回課される個人課題のための学修時間が必要になります。

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=5058
第1回 概要 超スマート社会を視野に入れた図書館の情報サービス
授業時間内の学修内容 説明:授業科目の概要(授業計画,授業の内容,課題,成績評価の方法)
講義:超スマート社会,図書館が提供する情報サービス
キーワード(Key Word(s)) 情報爆発,Society 5.0,インターネット依存症
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 個人学習,読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第2回 概要 レファレンス・サービスⅠ
授業時間内の学修内容 講義:レファレンス質問,レファレンス・プロセス,回答の制限や禁止
キーワード(Key Word(s)) レファレンスサービス,レフェラル・サービス,レファレンス・インタビュー
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第3回 概要 レファレンス・サービスⅡ
授業時間内の学修内容 講義:教育(利用指導)機能と情報提供機能,保守理論/最小理論,自由理論/最大理論,バーチャルレファレンス
キーワード(Key Word(s)) 教育(利用指導)機能,情報提供機能,バーチャルレファレンス
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第4回 概要 レファレンスサービスⅢ
授業時間内の学修内容 講義:一次資料,二次資料,レファレンス・ツール,レファレンス・ブック
キーワード(Key Word(s)) 案内型ツール,回答型ツール,書誌
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 個人課題,読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第5回 概要 情報検索サービス
授業時間内の学修内容 講義:情報検索とは,検索式,トランケーション,統制語
キーワード(Key Word(s)) 論理演算,トランケーション,統制語
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 個人課題,読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第6回 概要 発信型情報サービス
授業時間内の学修内容 講義:発信型情報サービスの種類と方法
キーワード(Key Word(s)) カレントアウェアネスサービス,SDIサービス,パス・ファインダー
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第7回 概要 レファレンスサービスⅣ
授業時間内の学修内容 演習
キーワード(Key Word(s)) ハンドブック,白書,名鑑
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 個人課題,読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第8回 概要 情報利用の格差
授業時間内の学修内容 講義:情報ニーズ,情報獲得行動,情報格差,情報行動の負の側面


講義:情報検索サービスの理論と方法
キーワード(Key Word(s)) 情報格差,情報貧困者/情報プア,デジタル・デバイド
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第9回 概要 情報リテラシー教育I
授業時間内の学修内容 講義:情報リテラシーの定義,世界の非識字率
講義:フェイクニュース,誤情報(misinformation),偽情報(disinformation)
キーワード(Key Word(s)) 情報リテラシー,誤情報,偽情報
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第10回 概要 情報リテラシー教育Ⅱ
授業時間内の学修内容 講義:プロセスモデル,メタリテラシー
講義:情報リテラシー教育の内容と方法
キーワード(Key Word(s)) 印象づけ,オリエンテーション,図書館ツアー
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第11回 概要 レファレンス・サービスⅤ
授業時間内の学修内容 演習
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第12回 概要 情報リテラシー教育Ⅲ
授業時間内の学修内容 情報リテラシー教育プログラムの設計と評価
キーワード(Key Word(s)) メタ認知,ルーブリック,自己効力感
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第13回 概要 情報リテラシー教育Ⅳ
授業時間内の学修内容 講義:テーマを設定する方法
講義:協同学習,シンク=ペア=シェア,ジグソー法,マンダラート発想法
キーワード(Key Word(s)) KJ 法,ジグソー法,批判的思考/クリティカル・シンキング
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第14回 概要 情報リテラシー教育Ⅴ
授業時間内の学修内容 講義:レポートの骨組み,段落の構成,引用の方法
キーワード(Key Word(s)) トピック・センテンス/中心文,引用,剽窃(ひょうせつ)
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第15回 概要 情報リテラシー教育Ⅵ/今後の情報サービス
授業時間内の学修内容 講義:パブリック・スピーキング,発表の方法,質疑応答
講義:図書館員に求められる資質
キーワード(Key Word(s)) ポスターセッション,シンポジウム,ディベート
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄

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