三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2023 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 生涯学習概論
しょうがいがくしゅうがいろん
Introduction to Lifelong learning
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2100-376
開放科目 非開放科目    
開講学期

後期

開講時間 月曜日 5, 6時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 長島 りょうがん(洋)(非常勤講師)

Nagashima Ryougan(Hiroshi)

ryougan44@gmail.com

実務経験のある教員 文部科学省および国立教育政策研究所において各都道府県の生涯学習、
社会教育についての指導助言、生涯学習プログラム立案、企画について
指導。また、三重県教育委員会および三重県生涯学習センターにおいて
学習ニーズに合致した生涯学習プログラム開発を実践。
これらの経験を通して、学生自らが地域の課題解決のための
生涯学習プログラムの作成において現実性のある指導ができる。

SDGsの目標
連絡事項 毎授業での課題レポートの提出が重要ですので、出席をし、提出してください。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 生涯学習の基本的な知識を理解したうえで、国内外の実践事例や生涯学習における現代的課題を学びながら、学習を通じた個人の生き方や社会との関わり方について理解を深める。
学修の目的 生涯学習を通じて、個人の生き方や地域社会の課題、国際化の中での交流等に問題意識を広げながら、個性や能力を生かしつつ人生を送るための学びを理解する。
学修の到達目標 生涯学習の概要、生涯学習を行う上で必要となる学習方法の修得について理解を深めながら、生涯にわたる学習を自ら実践していくための力量形成を図ることを目標とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○人文科学の諸分野の専門的知識と豊かな教養を身につけている。
○変動激しい現代社会・地域社会について、専門的知識に基づいて論理的に考え、総合的に判断できる。
 人文科学諸分野の成果に基づき、世界各地域の固有の文化に関して、広い視野から探求できる。
 変動激しい現代社会・地域社会に対する理解を基盤として、国際感覚に基づいて行動できる。
○自ら学んだ知を、口頭表現や文章表現によって的確に発信することができる。
 国際社会と地域社会の一員という自覚をもち、その発展に貢献できる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎回授業での課題レポート提出 50% 課題解決のための学習プログラム 成果30%
小テスト20%  合計が70%で合格
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業改善の工夫
教科書 特になし。 毎授業、レジュメ作成
参考書 特になし。 毎授業、レジュメ作成
オフィスアワー 授業前後に質問してください。
受講要件 2年生以上
予め履修が望ましい科目 特になし。
発展科目 特になし。
その他 パソコンまたはタブレットを持参してください。 授業の中で、検索作業をします。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード ・生涯学習社会の実現 「いつでも どこでも だれでもが 学ぶことができ その成果をみとめあえ地域社会に活かすことのできる社会」
・人生100年時代の生涯学習の推進
Key Word(s) lifelong learning society
学修内容 講義および、毎回授業での課題を、回答し、提出すること。
授業形式は、できましたら、グループ式の授業形式をとっていきます。
最終的には、各自の地域課題解決のための生涯学習プログラムの作成および完成が評価になります。
また、発表も可能であれば、授業の中でプレゼンをしてもらいます。

1回   生涯学習とは何か      生涯学習社会の実現に向けて
2回  生涯学習の基礎       理念・考え方 教育基本法 第3条より
3回   社会教育と生涯学習    社会教育法より
4回   まちづくりと生涯学習    課題解決にむけて人々の学習とは
5回   社会教育施設等公民館と生涯学習    地域に根差した生涯学習の拠点としての公民館の役割
    社会教育施設・図書館・博物館・美術館等の役割と課題
6回   人権学習と生涯学習    人権学習の重要性 学びをとおして
7回   青少年教育と生涯学習  学校と地域・家庭との連携 学社融合
8回   防災学習と生涯学習    さまざまな災害を通して、地域住民の学習の重要性と学習プログラム
9回  幸せになるための生涯学習  さまざまな地域課題解決にむけた生涯学習プログラムの基礎と企画・演習
10回 生涯学習プログラムの作成①  モデル市町村の概要、特色等
11回 生涯学習プログラムの作成②  地域住民の生活状況・教育文化施設等の整備状況
12回 生涯学習プログラムの作成③  地域課題の把握・課題解決にむけた考察
13回 生涯学習プログラムの作成④  学習プログラムの具体的ノウハウと企画
14回 生涯学習プログラムの作成⑤  予算・場所等 企画実施にまでの準備と実施
15回 (プログラムの完成)と各自生涯学習プログラムのシェアリング・プレゼン
事前・事後学修の内容 事前にモデル地域の情報を集めてください。
その地域で実施されている生涯学習プログラムや事例を集めてください。
事後については、さまざまな生涯学習関連施設の事例と現地視察をしてください。
また、それにともない学生自身が生涯学習講座に参加してください。
事前学修の時間:150分/回    事後学修の時間:90分/回

Copyright (c) Mie University