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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
この実習は基本的に練習船に乗船する機会のない学部や学科(コース)に向けて開講する実習です。
生物資源学部共生環境学科地球環境システム学教育コース(平成26年度以降入学)
生物資源学部生物圏生命学科海洋生物科学教育コース(平成27、28年度入学)
生物資源学部海洋生物資源学科(平成28年度以降入学)
の学生は、学部の必修科目で乗船実習があります。
授業科目名 環境科学1
かんきょうかがく いち
Environmental Science 1
授業テーマ 海に親しむ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
gedu-libr-ENVS1312-001
開放科目 非開放科目    
分野 歴史・文化, 環境・科学, 教育・公共
分類・領域

教養統合科目・現代科学理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

前期集中

R6年度は夏季休暇中の9月18日-20日の3日間で実施予定です。
コロナウイルスなどの感染症対策等のため、乗船人数や実施方法等が変更される可能性があります。
また感染状況等によってはオンラインでの実施となる可能性もあります。
(オンラインでの実施となった場合は人数制限はありません)
詳細はMoodle等で随時お知らせします。
※追試験などと日程が重なる可能性もあるため履修には注意が必要です。

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 例年は練習船勢水丸に乗船して伊勢湾内で実施します。

担当教員 中村亨(生物資源学部)、奥村順哉(生物資源学部)

SDGsの目標
連絡事項 以下に示す、「授業の概要」、「学習の目的」、「学修の到達目標」については例年通り航海を実施したときの表記ですが、
オンラインの実施でもこれらを満たすような内容で実施予定です。

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 勢水丸に乗船して伊勢湾にで実施します。表面海水測温や透明度測定といった基本的作業から、CTDオクトパスシステムを使用した断面観測といった本格的な海洋観測作業を行います。また、ベントスネットなどを用いた底生生物採集も同時に行い、三重県の東側に面する伊勢湾の海洋環境と生態系との関わりについて体験的に学習します。
学修の目的 海洋観測を実際に行い、観測手順、基本的な海洋観測手法、観測機器の取り扱い、得られたデータの処理方法、海上気象の観測、生物採集の手法、採取物の処理方法などを学びます。
これら観測を通じて、伊勢湾の海水、堆積物、気象・海象、生物に直接見て、触れて実感し、伊勢湾の現状や自然環境の保全について理解を深めます。
学修の到達目標 最新の機器を用いた海洋観測や生物採集調査により、その方法、準備、実践、処理などの知識を得ることにより、今後大学における各自の研究活動につなげていくことを目的としています。また、洋上という日常を離れた特殊な環境で寝食を共にしながら船内生活を行うことで集団活動での協調性を養います。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  •  問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

陸上での生活とは全く異なった生活環境の中で自分を見つめるよい機会となります。

成績評価方法と基準 実習作業への取り組み(80%)、レポート(20%)
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 航海期間中は気象・海象による船体動揺の軽減に努め効果的な実施に努めます。
理解しやすいスライドを用い、実際の観測作業の前には観測に関する訓練を実施して、効率の良い海洋観測を実施します。
(オンライン実施では、できる限り画像や動画配信などを利用して、視覚的にも実際のフィールどの経験に近づけるように配慮します。)
教科書 乗船のしおり(勢水丸作成)
乗船時船内で配布
参考書 特になし
オフィスアワー 松阪港停泊中は電話及び訪船も可。(土日を除き08:30~12:00、Eメールも可)。
詳細はガイダンス時に連絡します。
受講要件 学生教育研究災害保険または生協の保険に必ず加入して下さい。当年度内の健康診断にて欠格事由のない健康な者に限ります。
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目
その他 必ず運動靴で参加して下さい。
実習内容は天候によって変更されることがあります。
動きやすく、汚れても良い服装で参加して下さい(出来れば長袖長ズボンが好ましい)。
受講人数制限あり(通常では24名だが、感染症対策などで制限がかかる可能性もある)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 練習船、海洋環境、海洋観測、生物採集、気象観測
Key Word(s) research & traning vessel , ocean environment, oceanographic observation ,
marine species sampling , meteorological observation
学修内容 第1回 乗船式および船内生活区画案内
第2回 安全教育(船内一般諸注意、乗船のしおり)
第3回 総員退船訓練および訓練の実践
第4回 船内生活一般(ラジオ体操、デッキウォッシュ、食事当番、船内清掃等)
第5回 出港作業および入港作業、投錨作業および抜錨作業見学
第6回 各観測の紹介、見学、実践(各種採泥器、ネット類など)
第7回 観測事前練習(基本観測)
第8回 観測事前練習(各配置別作業)
第9回 海洋観測の実践①(観測訓練)
第10回 海洋観測の実践②(基本観測、CTD観測)
第11回 海洋観測の実践③(CTD観測オペレーション、気象観測および観測野帳記入)
第12回 伊勢湾の海洋環境に関する解説(水深、海流、底質、湾特性など)
第13回 観測収集データの解説、処理方法、断面図作成方法
第14回 課題説明および課題作成(伊勢湾の環境、断面図作成、環境考察など)
第15回 課題提出、返却、解説、統括、下船式
事前・事後学修の内容 航海前に実施する「実習ガイダンス」に必ず出席して下さい。
基本的にガイダンス欠席者は乗船できません。
追試験などと日程が重なる可能性もあるため履修には注意して下さい。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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