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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 教育学部・教科及び教科の指導法に関する科目(A類)・国語
科目名 国語学
こくごがく
Japanese Linguistics
受講対象学生 教育学部

学部(学士課程) : 3年次, 4年次
73,74 期生
卒業要件の種別 選択
授業科目名 日本語学講義Ⅲ
にほんごがくこうぎ さん
Lecture on Japanese Linguistics (honorific expression)
単位数 2 単位
受講対象学生 教育学部

学部(学士課程) : 2年次
75 期生
卒業要件の種別
授業科目名 日本語学講義ⅠB
にほんごがくこうぎ いちびい
Lecture on Japanese Linguistics (honorific expression)
単位数 2 単位
ナンバリングコード
educ-lang-LING2002-003
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 3, 4時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 余 健(教育学部)

Yo,Ken

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 現代敬語を中心に待遇表現としての敬語の特質を幅広い観点(文法的、社会言語学的等)から捉える。又具体的な事例を通して、学校教育や就職活動等で直面する問題も検討する。
学修の目的 待遇表現の枠組みと敬語史の変遷から、「語形・機能・適用の範囲」の観点に基づき、これまでの敬語3分類と新しい5分類とにおける特徴と問題点を理解し、説明できること。
学修の到達目標 敬語の長所・短所を理解し、良識のある教員や社会人として適切な敬語を使用していけるようになること。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○教育をめぐる現実的課題について、専門的知識に基づいて適切な対応を考えることができる。
 教育に関する課題を意識した実践を企画・運営し、関係者と協力して問題解決に取り組むことができる。
○教育に関わる職業人に求められる使命感・責任感を持ち、異文化、多世代の人と連携・協力することができる。
○自律的な学習者として、主体的に学び、振り返ることができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 リアクションペーパーの内容(30%)、授業に対する積極的な参加姿勢(30%)、レポート(40%)、計100%。
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

問題自己設定型PBL

特色ある教育

Moodleを活用する授業
キャリア教育の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 授業内容に関する疑問点等について、毎回、コメントを提出してもらいます。個別の疑問点について、受講生全体で共有できるよう努めます。
教科書 プリントを配布する。
参考書 菊池康人(1997)『敬語』講談社学術文庫
文化審議会(2007)『敬語の指針』文化審議会答申
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/sokai/sokai_6/pdf/keigo_tousin.pdf 
オフィスアワー 月曜日12:00-13:00、場所:余研究室(yeoken@edu.mie-u.ac.jp)
受講要件
予め履修が望ましい科目 日本語学概説
発展科目 日本語学講義Ⅳ(日本語学講義ⅡB),日本語学演習Ⅳ(日本語学演習ⅠB)
 
その他 各回の授業内容についての疑問点は、次回の授業までに各受講生自身でも確認しておいてください。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 待遇表現,敬語
Key Word(s) Sociolinguistics
学修内容 1. 待遇表現とは
2. 待遇表現選択までのモデル(使い分けに関わる要因)
3. 敬語の定義
4. いわゆる尊敬語
5. いわゆる謙譲語
6. いわゆる丁寧語
7. 各地の特色(三重・京都・北陸の状況、地域差)
8. 変化の方向性(敬語の光と影)
9. 敬語研究の調査法(全集落調査、自然談話)
10.敬語に関するいくつかのトピックス(二重敬語・過剰敬語等)
11.相対敬語と絶対敬語
12.敬語の人称暗示機能
13.敬語3分類の問題点1(丁寧語と美化語)
14.敬語3分類の問題点2(2種類の謙譲語)
15.敬語の指針(答申案)の問題点
事前・事後学修の内容 授業内で説明します。
事前学修の時間:90分/回    事後学修の時間:120分/回

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