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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 医学系研究科(修士課程・博士前期課程)看護学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 必修
授業科目名 老年看護学特論Ⅲ
ろうねんかんごがくとくろん さん
Gerontological Nursing Ⅲ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間
授業形態

オンライン授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 磯和勅子(医学部看護学科)、平松万由子(医学部看護学科)

ISOWA,Tokiko HIRAMATU,Mayuko

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 現代社会における家族形態及び家族機能の変化と課題を踏まえて、健康問題をもつ高齢者および家族の看護ニーズについて探究する。また、複雑な健康問題をもつ高齢者と家族が直面する課題を老年看護、倫理的判断、調整の視点から分析し、高度な看護実践のあり方について探求する。
学修の目的 現代社会における家族形態および家族機能を踏まえて、健康問題をもつ高齢者及び家族の看護ニーズを理解する。また、対象の価値観や意思を尊重した、より健康的で高いQOLを目指した高度な看護実践を行うための能力を修得する。
学修の到達目標 1.現代社会における家族形態および家族機能の変化と課題、看護ニーズについて説明
  できる。
2.健康問題をもつ高齢者と家族の関係を理解するための諸理論とアセスメント方法の活
  用について説明できる。
3.複雑な健康問題をもつ高齢者と家族の抱える問題に対し、老年看護、倫理的判断、調
  整の視点を踏まえた高度な看護実践を提案できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  • ○社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 プレゼンテーション(資料を含む)40%、討議への参加度30%、レポート30%を総合して評価する。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

問題提示型PBL(事例シナリオ活用含)
問題自己設定型PBL
プロジェクト型PBL
実地体験型PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書
参考書 鈴木和子 渡辺裕子:家族看護学 理論と実践 第4版,日本看護協会出版会 2016
山崎あけみ 原礼子:家族看護学 第2版、南江堂 2015
その他、随時紹介する。
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード
Key Word(s)
学修内容 1 "オリエンテーション
家族形態および家族機能の変化と課題、看護ニーズについて理解する。"
2-3 "家族関係および家族機能に関するアセスメントとその理論
 在宅介護事例について、家族発達理論および家族システム理論を
 用いて分析し、高齢者および家族介護者への看護実践方法を討議
 する。"
4 家庭内における虐待の現状と課題について、文献検討により理解する。また、高齢者の人権擁護に関連する諸制度を理解する。
5 家庭内における虐待のアセスメントの方法と看護実践の在り方について討議する。
6 "家族介護者の介護負担とストレスマネジメント①
 家族介護者の介護負担の現状と課題について、文献検討により理
 解する。"
7 "家族介護者の介護負担とストレスマネジメント②
 在宅介護事例を用いて、家族介護者の価値観やQOLを踏まえたス
 トレスマネジメントに向けた看護実践方法について検討する。"
8 "健康問題を有する高齢者とその家族への支援
 高齢者のみ世帯や一人暮らし高齢者など、高齢者世帯への支援
 方法について検討する。"
9 "健康問題を有する高齢者とその家族への支援
 ADL機能障害を有する高齢者とその家族に対し、高齢者の自立を
 目指した生活調整の観点から支援方法を検討する。"
10 "健康問題を有する高齢者とその家族への支援
 認知症高齢者の尊厳を守り、家族介護者の価値観を尊重する支援
 方法について、倫理調整および家族関係調整の観点から検討する。"
11 "健康問題を有する高齢者とその家族への支援
 終末期にある高齢者とその家族に生じる問題を、文献検討に
 より明らかにした上で、双方への支援方法について検討する。"
12-13 "健康問題を有する高齢者とその家族への支援
 病院や施設から在宅への移行において、家族が直面する問題を
 明らかにしたうえで、高齢者および家族への支援に関わる老人専
 門看護師の役割を検討する。"
14-15 "健康問題を有する高齢者とその家族への支援
 認知症や終末期など、意思疎通困難な高齢者への意思決定支援
 について、高齢者および代理意思決定をする家族への支援に関わ
 る老人専門看護師の役割を検討する。"
事前・事後学修の内容 各回の講義内容に沿って、関連文献や参考書などを活用して事前学修し、レポートにまとめる。また、講義および講義でのディスカッションの内容について、事後学修を行う。
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

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