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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 共通教育・教養基礎科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次
授業科目名 日本学
にほんがく
Japanology
授業テーマ 芸能にみる日本らしさ
単位数 2 単位
ナンバリングコード
gedu-libr-JAPL1111-001
開放科目 非開放科目    
分野 歴史・文化
分類・領域

教養統合科目・地域理解・日本理解 (2022(令和4)年度〜2015(平成27)年度入学生対象)

開講学期

後期

開講時間 水曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所

担当教員 前田 憲司(非常勤講師)

MAEDA, Kenji

実務経験のある教員 "【教員名】前田憲司
【実務経験の内容】日本の伝統芸能に関する企画や執筆活動(伊勢おかげ横丁の文化催事責任者・関係分野の書籍やメディア出版など)文化庁芸術祭執行委員・芸術選奨選考委員・日本芸術文化振興会専門委員など。
【授業内容との関連性】日本の伝統芸能について幅広い知識と鑑賞眼を持ち、その特性や現状、課題について発信できる。"

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 日本の「古典芸能」や「民俗芸能」、広く親しまれてきた「大衆芸能」から、日本文化の形式や、日本人の感性を垣間見ることができる。 芸能者を「発信機」観客を「受信機」に例えれば、受信回路は「知性」と「感性」で構成され、その芸能から受ける印象は人によって異なる。ところが、現代人は日本の伝統的な芸能について、知識も乏しく、鑑賞する機会も稀有である。本授業では、映像資料を頻繁に用い、さまざまな日本の芸能を概観し、知識を広げるとともに、芸能から感じる「日本らしさ」とは何かを理解することを目的とする。
学修の目的 "1.日本の芸能(古典・民俗・大衆)の特質が理解ができる。
2.日本の芸能の歴史的背景と関連性が把握できる。
3.日本人の美的感覚や共感意識についての不易流行を知る。
4.芸能を通じて「日本らしさ」とは何であったかを理解する。"
学修の到達目標 "1.日本の伝統芸能に、親しみと知的好奇心を持たせることで、鑑賞や保存継承の機会に積極的に参加する。
2.外国人が興味を持つ日本の伝統芸能の特質を紹介できる。
3.日本の伝統芸能について①論理的思考力、創造力(歴史背景を理解することと現代への継承について)②専門的な技術・技能(芸能に対するキュレーション能力)を持って、さまざまな学芸活動に活かす。"
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  •  表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 毎授業時に提出する「ミニレポート」の内容40% 期末の試験成績60% 計100%で評価。(合計が60%以上で合格)
授業の方法 講義

授業の特徴

PBL

特色ある教育

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 特に定めない。
参考書 "金原瑞人著「あたらしい教科書13 古典芸能」(プチグラパブリッシング) 
そのほか、授業時間中に適宜指示する。"
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 授業時に参考資料プリントを配布する。

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 芸能 日本らしさ 共感 不易流行
Key Word(s) performing arts, Japanese culture, sympathy, constancy
学修内容 "1.オリエンテーション
2.音楽の効果と共感(BGMの有効性)
3.日本の音楽(純邦楽の特徴と様式美)
4.能(舞台芸能の原点①)
5.狂言(舞台芸能の原点②)
6.文楽・人形浄瑠璃(忠臣蔵が描く世界)
7.歌舞伎(日本伝統芸能の集大成)
8.無声映画(西洋文明に対する日本人の工夫)
9.大道芸・見世物・香具師(芸能と日本人の倫理観)
10. 萬歳・万才・漫才(寿ぎの芸能から笑いの芸能へ)
11.落語【舌耕芸①】(着物・扇子・手拭・座布団)
12.講談【舌耕芸②】(大衆に伝えた日本の歴史)
13.浪曲【舌耕芸③】(義理と人情)
14. まとめ①(芸能から感じる伝統文化と日本らしさ)
15.まとめ②(質問(14回目に任意記入)への回答)
16. 定期試験"
事前・事後学修の内容 "事前学習
 次回講義で取り上げる芸能について、どのような芸能であるかを調べておく(図書館で関連書籍の閲覧/インターネット調査/配布資料の熟読)

事後学習
 授業で見た映像を振り返って要点(演目・演者・内容(あらすじ)等を記し、配布した資料を復習する"
事前学修の時間:180分/回    事後学修の時間:60分/回

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