三重大学ウェブシラバス


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科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 工学部情報工学科/総合工学科情報工学コース ・専門教育
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 必修
授業科目名 中級プログラミング演習
ちゅうきゅうぷろぐらみんぐえんしゅう
Intermediate Programming Exercise
単位数 1 単位
ナンバリングコード
engr-engr-INFO-2635
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期

開講時間 金曜日 9, 10時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 工学部指定教室

担当教員 盛田 健人(工学部情報工学コース)

MORITA, Kento

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要  「初級プログラミング演習」に続く演習として、より実践的なプログラミング課題に取り組み、今後実用的なプログラム作成で必要な知識と技術を習得する。また、デバッグ手法についても学ぶ。
 本授業は、直前の時間に開講される「プログラミング言語II」と内容が連動しており、同授業の各回で学んだ内容に関連するプログラミング演習を同日の本授業において行う。
 詳細な実施予定は第1回目の授業で説明する。なお、新型コロナウイルスの流行状況により、自宅でのオンライン演習となる可能性があるが、詳しくは授業開始前後に告知する。
学修の目的  C言語に関するより深い知識と技術を修得し、演習や実験において、実践的なプログラミングが行えるようになる。
学修の到達目標  C言語を用いた基本的なプログラミングができるようになる。
とくに、構造体、ポインタ、文字列操作、ファイル操作に関して、基本的なプログラムを作成したり、他者が作成したプログラムを理解できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 情報工学の基礎知識を身につけ、科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を理解し、責任ある技術者として行動できる。【技術者倫理】
 情報工学科に関連する様々な分野に関心をもち、未知分野を理解するために、自主的、継続的に学習できる。【自主的継続的学習】
 世界に多様な考え方があることを学び、様々な立場の考えや意見を尊重し、多面的に物事を考えることができる。【多面的な思考能力】
 情報工学に関連する課題に対して、与えられた条件や期限を熟慮し、計画的に作業を進め、報告できる。【計画的な活動】
 専門分野の英語で書かれた文献について理解し、説明できる.また、学習や実験で得た知見を、論理的に記述し、的確に発表し、討議できる。【コミュニケーション能力】
 自然科学と情報技術に関する十分な知識を修得し、それらの知識を応用できる。【知識の修得と応用】
 与えられた問題に対し、修得した知識や技術を利用して、関連情報を収集し、解決手法を提案し、実現できる。【問題解決能力】

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準  毎週出題する演習をすべて解き、ウェブページの指示に従って結果を報告しなければならない。
 評価は、演習の総計100点で行い、総計点数/10を四捨五入して最終成績とし、最終成績6以上を合格とする。
 ただし演習において、課題の期限内提出が7割以下のもの、出席が7割以下のもの、第12~15回のプログラミングコンテストに1回でも無断欠席したものは無条件で不合格(0点)とする。
授業の方法 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 毎週行う演習で提出した課題は採点結果を学生にフィードバックすると同時に、受講生の理解度を把握し、連動する「プログラミング言語II」の講義内容や本授業の演習課題に反映させる。
教科書
参考書 明解C言語第1巻入門編(柴田望洋,ソフトバンク)
明解C言語別巻実践編(柴田望洋,ソフトバンク)
明解C言語第1巻入門編 例解演習(柴田望洋,ソフトバンク)
秘伝C言語問答 ポインタ編 第2版(柴田望洋,ソフトバンク)
ANSI C/C++ 辞典(平林雅英、共立出版)
C言語による最新アルゴリズム事典(奥村晴彦、技術評論社)
オフィスアワー 後期月曜日5時限に,第2合同棟5階大野教員室にて対応。
電子メールによる受け付け可,E-mail:ohno@arch.info.mie-u.ac.jp。
受講要件 既に「プログラミング言語I」でC言語の基礎を学んでいるので、本科目ではC言語に関する基礎的知識(書式、変数・定数の扱い、計算式、制御文、一次元配列など)を有することを前提とする。
予め履修が望ましい科目 「プログラミング言語I」
「初級プログラミング演習」(総合工学コースから配属され、1年生で本演習を未履修の場合は、2年生後期で履修しておくこと)
発展科目 「情報工学 I・II・III」
その他

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード C言語,プログラミング
Key Word(s) C, programming
学修内容 第1回 コンパイルの仕組み、エラーメッセージとコンパイル時デバッグ、プリプロセッサ命令
第2回 変数と型(変数の初期化と有効範囲、型とメモリ、型変換、列挙型)
第3回 関数、ポインタ(1)(ポインタの概念、ポインタと変数、ポインタと関数)
第4回 乱数、ポインタ(2)(ポインタと配列、動的オブジェクト、配列型引数、ポインタと多次元配列)
第5回 文字列、コマンドライン引数
第6回 構造体と共用体(構造体、メンバ、境界調整、共用体)
第7回 デバッグ手法(コーディングスタイル、デバッガ)
第8回 ファイル処理(ストリーム、テキストファイル、入出力関数)
第9回 ファイル処理(テキストとバイナリ、バイナリファイル、入出力関数)
第10回 スタック・キュー(構造、エラー処理)
第11回 分割コンパイルとGUIプログラミング(分割コンパイルの仕方、グラフィックスライブラリを用いたプログラミング演習)(プログラミング言語IIと合同)
第12回 課題型演習(プログラミング言語IIと合同)
第13回 課題型演習(プログラミング言語IIと合同)
第14回 課題型演習(プログラミング言語IIと合同)
第15回 課題型演習(プログラミング言語IIと合同) 
発表会
事前・事後学修の内容 毎週、「プログラミング言語II」の講義内容に関連する課題を本演習で出題することにより、講義内容を踏まえて演習に取り組み、理解を深められるようにする。
また、最後の数週間を使用して、学んだことの復習として、課題型の演習を実施する。
事前学修の時間:15分/回    事後学修の時間:45分/回

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