三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 資源循環学科・森林資源環境学教育コース
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修 必修
授業科目名 フィールドサイエンスセンター演習林実習Ⅳ
ふぃーるどさいえんすせんたーえんしゅうりんじっしゅう4
Practice in University Forest IV
単位数 1 単位
ナンバリングコード
BIOR-Reso-2234-004
開放科目 非開放科目    
開講学期

前期集中

開講時間
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 三重大学附属平倉演習林

担当教員 松村 直人(資源循環学科),松尾 奈緒子(資源循環学科),沼本 晋也(附帯施設演習林)

MATSUMURA, Naoto, MATSUO, Naoko, NUMAMOTO, Shinya

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 フィールドサイエンスセンター附帯施設演習林などを利用して、森林計測の実習と森林経営の現場見学を行う.このことは人や自然に関心を持ち,感じる力や考える力を養成し,科学的で論理的な思考を展開し,計画的に問題の解決に取り組むという本学のディプロマ・ポリシーに対応する。
学修の目的 森林資源調査の基礎を習得し、林分構成因子の把握、林分材積の推定、森林環境の評価、持続的森林管理の指標や目標林型に関する理解を深める。
学修の到達目標 直径測定、樹高測定の実践,単木幹材積の推定と林分材積の推定が可能になる.測定方法の違いによる結果の比較・検証や立地環境の違いによる成長特性の理解ができるようになる.
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
 (1)幅広い教養と倫理観、国際感覚を身につけ、豊かな人間性を有している。
○(2)生命、環境、食料、健康等に関する生物資源学の基本的な知識と技術、経験を有している。
○(3)科学的で論理的な思考を展開することができ、計画的に問題の解決に取り組むことができる。
○(4)豊かなコミュニケーション能力を持ち、他者と協力して行動することができる。
 (5)社会の変化に柔軟かつ自律的に対応し、発展的に生きていくことができる。

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  • ○リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  • ○心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

○ JABEE 関連項目
成績評価方法と基準 班別の成果発表と総合討論における理解力を評価する。
授業の方法 実習

授業の特徴

PBL

実地体験型PBL

特色ある教育

プレゼンテーション/ディベートを取り入れた授業
グループ学習の要素を加えた授業
地域理解・地域交流の要素を加えた授業
その他、能動的要素を加えた授業(ミニッツペーパー、シャトルカードなど)

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点 実習用の配付資料の説明を丁寧に行う。各種測器の測定練習を的確に行う。
教科書 島田浩三久「測樹学問題集」(地球社)
参考書 田中和博編著「森林計画学入門」朝倉書店
オフィスアワー 松村 月曜日午後(403)
受講要件 フィールドでの作業には危険が伴うので、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること
予め履修が望ましい科目 森林・緑環境計画学
発展科目 森林・緑環境評価学、森林計画学演習
その他 環境教育に関連した科目
*インターンシップ要素を含む科目(2019年入学生から適用)

授業計画

MoodleのコースURL
キーワード 森林計測、森林資源調査、森林経営
Key Word(s) forest measurement, forest inventory, forest management
学修内容 第1回 森林計測についての概要紹介(1)、森林の構造
第2回 森林計測についての概要紹介(2)、森林計測の分野について
第3回 森林計測についての概要紹介(3)、森林計測の体系
第4回 演習林についての応用演習(1)、陸域生態系
第5回 演習林についての応用演習(2)、自然地理
第6回 演習林についての応用演習(3)、森林植生
第7回 演習林についての応用演習(4)、森林依存性
第8回 班別応用課題研究(1)、森林の成長
第9回 班別応用課題研究(2)、直径成長
第10回 班別応用課題研究(3)、樹高成長
第11回 班別応用課題研究(4)、林分材積の推定
第12回 班別応用課題研究(5)、成長予測
第13回 森林経営の現場実習(1)、里山の保全
第14回 森林経営の現場実習(2)、地域振興について
第15回 森林経営の現場実習(3)、森林計画全般について
事前・事後学修の内容 森林科学概論を理解して、森林計測と森林経営の実践を考察する。事前学修2時間、事後学修2時間を行うこと。
第1回 予習 森林科学の基礎、復習 森林の構造
第2回 予習 森林科学 復習 森林計測の分野
第3回 予習 森林の関係分野 復習 森林計測の体系
第4回 予習 森林生物に関係する科学 復習 陸域生態系
第5回 予習 生態学 復習 自然地理
第6回 予習 世界の気候 復習 森林植生
第7回 予習 森林の生物 復習 森林依存性
第8回 予習 森林依存の生物 復習 森林の遷移
第9回 予習 森林の成長 復習 直径成長
第10回 予習 森林施業 復習 樹高成長
第11回 予習 森林調査 復習 材積推定
第12回 予習 成長予測 復習 環境要因
第13回 予習 地域の計画 復習 里山の保全
第14回 予習 自治体行政 復習 地域振興について
第15回 予習 都市計画 復習 森林計画全般について
事前学修の時間:120分/回    事後学修の時間:120分/回

Copyright (c) Mie University