三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2024 年度
開講区分 人文学部資格科目
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 図書・図書館史
としょ・としょかんし
History of Information Media and Libraries
単位数 2 単位
受講対象学生 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 図書及び図書館史
としょおよびとしょかんし
History of Information Media and Libraries
単位数 2 単位
ナンバリングコード
humn-cult2310-008
開放科目 開放科目    
  他専攻の学生の受講可, 自専攻の学生の受講可, 他研究科の学生の受講可, 自研究科の学生の受講可, 他講座の学生の受講可, 他類の学生の受講可, 他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可
聴講の希望者については原則として受け入れるが,第2回の授業終了時までに担当者に申し出ること。
開講学期

後期

開講時間 火曜日 7, 8時限
授業形態

対面授業

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

「オンライン授業」・・・オンライン会議ツール等を利用して実施する同時双方向型の授業
「ハイブリッド授業」・・・「対面授業」と「オンライン授業」を併用した授業
「オンデマンド授業」・・・動画コンテンツの配信等によって実施する授業

開講場所 第1回の授業時までに通知する。

担当教員 非常勤講師

SDGsの目標
連絡事項

* 状況により変更される可能性があるので定期的に確認して下さい

学修の目的と方法

授業の概要 情報の伝達手段としての記録メディア,人類が蓄積してきた知識を収集・保管・提供する機関としての図書館の機能と社会的背景について学習することにより,時代ごとに記録メディアや図書館が果たしてきた役割を理解する。これによって,現在の図書館の役割,そして将来的な図書館の役割を検討するための視点と基本的な知識を習得する。
学修の目的 図書をはじめとする各種図書館情報資源の形態,生産(印刷等含む),普及,流通等の歴史,並びに図書館の歴史的発展について理解する。
学修の到達目標 ・記録メディアの変遷について,社会背景とともに説明することができる。
・図書館が収蔵する古典籍について,適切な保管およびサービス利用の方法が説明できる。
・西洋で,図書館が各時代に果たしてきた役割について,社会背景とともに説明することができる。
・日本で,図書館が各時代に果たしてきた役割について,社会背景とともに説明することができる。
・記録メディアもしくは図書館史に関する事項について,社会背景とともに説明できる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○主体性
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的・批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○表現力(発表・討論・対話)
  •  リーダーシップ・フォロワーシップ
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○問題発見解決力
  •  心身・健康に対する意識
  •  社会人としての態度・倫理観

成績評価方法と基準 合格の条件は,個人課題,各回の授業における事後の課題の合計が60点以上になることです(100点満点)。

課題の完成度によって,減点になることもあります。
いずれの課題についても,提出期限後に提出した場合には,減点になります。
授業の方法 講義 演習

授業の特徴

PBL

特色ある教育

グループ学習の要素を加えた授業
Moodleを活用する授業

英語を用いた教育

授業アンケート結果を受けての改善点
教科書 指定しないが,各回で読書課題を設定している。
参考書 ・佃一可編.図書・図書館史.樹村房,2012,227p.(現代図書館情報学シリーズ,11)〔附属図書館の請求記号 010.8/G34/11〕
・藤野幸雄.図書館史・総説.勉誠出版,1999,244p.(図書館・情報メディア双書,1)
〔010.8/To72/1〕
・小黒浩司 編著.図書及び図書館史.日本図書館協会,2010,142p.,(JLA図書館情 報学テキストシリーズⅡ,12)〔010.8/J55/12〕
・北嶋武彦 編著.図書及び図書館史,東京書籍,1998,271p.,(新 現代図書館学講座,13).〔010.8/Sh62/13〕
オフィスアワー 毎週火曜日12:00~13:30(学期中)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
その他 詳しい授業計画,成績評価の方法については,第1回の授業時に説明する。

各回の事後の学修(読書課題,学習の振り返り)として120分を想定している。これに加えて,学期中に数回課される個人課題のために授業外学修の時間を必要とする。

授業計画

各回
共通
MoodleのコースURL https://moodle.mie-u.ac.jp/moodle35/course/view.php?id=15620#section-19
第1回 概要 記録メディアの歴史Ⅰ
授業時間内の学修内容 説明:授業科目の概要(授業計画,授業の内容,課題,成績評価の方法)
講義:歴史研究とは
講義:文字の発生,紙以前の記録メディア
キーワード(Key Word(s)) 楔形文字,パピルス,パーチメント(羊皮紙)
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第2回 概要 記録メディアの歴史Ⅱ
授業時間内の学修内容 講義:紙,図書の形態,印刷術の発明
キーワード(Key Word(s)) 巻子本,折本,寺院版
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第3回 概要 記録メディアの歴史Ⅲ
授業時間内の学修内容 講義:大量印刷の時代,新聞・雑誌の歴史
キーワード(Key Word(s)) 活版印刷,インキュナブラ,ペニー・ペーパー
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第4回 概要 記録メディアの歴史Ⅳ
授業時間内の学修内容 講義:視聴覚メディア,通信系メディア,蓄積系メディア,電子メディア
キーワード(Key Word(s)) カメラオブスキュラ,電信,磁気テープ
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第5回 概要 西洋の図書館史Ⅰ
授業時間内の学修内容 講義:古代の図書館
キーワード(Key Word(s)) アレクサンドリア図書館,ピナケス,プリニウスの『博物誌』
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容
事後学修の時間
自由記述欄
第6回 概要 西洋の図書館史Ⅱ
授業時間内の学修内容 講義:中世の図書館
キーワード(Key Word(s)) 修道院図書館,写本,学寮図書館
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容
事後学修の時間
自由記述欄
第7回 概要 西洋の図書館史Ⅲ
授業時間内の学修内容 講義:近世の図書館
キーワード(Key Word(s)) ガブリエル・ノーデ,コットン文庫,コーヒーハウス
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容
事後学修の時間
自由記述欄
第8回 概要 西洋の図書館史Ⅳ
授業時間内の学修内容 講義:近代の図書館
キーワード(Key Word(s)) フィラデルフィア図書館会社,アセニアム,職工学校図書館
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容
事後学修の時間
自由記述欄
第9回 概要 テーマ史
授業時間内の学修内容 ゲスト・スピーカー:Hermina Anghelescue(School of Library and Information Science, Wayne State University, USA)
「ルーマニア革命と図書館(仮題)」
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第10回 概要 西洋の図書館史Ⅴ
授業時間内の学修内容 演習:テーマ史Ⅰの発表
講義:20世紀の図書館
キーワード(Key Word(s))
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容
事後学修の時間
自由記述欄
第11回 概要 図書の保存と活用
授業時間内の学修内容 講義(ゲスト・スピーカー:吉丸雄哉先生,三重大学人文学部文化学科):
古典籍の分類・保存・修補・閲覧サービスの方法
キーワード(Key Word(s)) 和本,漢籍,帙
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第12回 概要 日本の図書館史Ⅰ
授業時間内の学修内容 講義:古代の図書館,中世の図書館
キーワード(Key Word(s)) 図書寮,紙屋院,芸亭,金沢文庫,足利学校,内典と外典
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第13回 概要 日本の図書館史Ⅱ
授業時間内の学修内容 講義:近世の図書館
キーワード(Key Word(s)) 紅葉山文庫,昌平坂学問所,貸本屋
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第14回 概要 日本の図書館史Ⅲ
授業時間内の学修内容 講義:近代の図書館
キーワード(Key Word(s)) 書籍館,新聞縦覧所,通俗図書館
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄
第15回 概要 日本の図書館Ⅳ
授業時間内の学修内容 演習:テーマ史Ⅱの発表・評価
講義:現代の図書館
キーワード(Key Word(s)) CIE図書館,移動図書館,読書普及運動
事前学修の内容
事前学修の時間
事後学修の内容 読書課題,学習の振り返り
事後学修の時間 120分
自由記述欄

Copyright (c) Mie University